2019年2月5日火曜日

ブスに花束を。33話「風邪によく似た症状」の感想 Busuhana Chapter 33

ブスに花束を。33話「風邪によく似た症状」の感想です。




学校で反省中の田端さん


前回、スタボで大塚さんに相談する上野くんの表情を目撃して、寂しさを感じた田端さん。そして、これまで上野くんに頼ってばかりだったことに気づき、恩返しをしたいと思います。

前回田端さんが感じていたのは、嫉妬ではなく、私も頼ってほしい、さみしい、という感情だったのですね。田端さんらしいなぁ。本当に田端さんはいい子ですね。

田端さん、授業中に、恩返しとして何をしたらよいか考えていると、突然担任の先生に教科書を読むようあてられ、慌てます。すかさず、上野くんが、ノートにページ数を書いてあげて助けてあげます。ナイスサポート!

それにしても、上野くんと田端さんはクラスで前後の席に座っているのですが、上野くんは、後ろの田端さんのことをいつも意識しているのでしょうね! ポンコツと呼ばれる上野くんですが、田端さんに対しては気遣いバッチリです!

こんなサポートをされたら、私なら嬉しくて舞い上がってしまいそうです。が、そこは田端さん、調子に乗るのではなく、むしろ、自立しないと・・・と反省から始まるのでした\(^o^)/

反省しながら、いつものとおり、「ぼっちランチ」に階段へ向かうと・・・電話をしていた上野くん。弟の圭介くんが風邪で早退し、お母さんが早く帰れないため、上野くんが圭介くんのご飯を用意しなければならないとのこと。

恩返しをするチャンス!勇気を出して、「お手伝いをしたいです」という田端さん。いいなぁ。偶然に乗っかるのではなく、田端さんが自分で勇気を出して行動するシーンが好きなんです。

それに対して、上野くんの反応は、「真顔」。出過ぎた真似をしたかと焦る田端さんですが、上野くんの脳内では、新橋くんの「女子と二人きりになったらだめ」というアドバイスと、大塚さんの「恋は楽しむべし」というアドバイスとが葛藤しています。

結局「厚意はありがたく受け取るべし」という大塚さんのアドバイスのほうが勝って、上野くんは素直にお手伝いをお願いします。ここで珍しく「ですます体」になる上野くんの反応が可愛いです。

前回大塚さんがナイスなアドバイスをしていましたが、今回も脳内大塚さんが活躍。大塚さんがこれからの恋の進展の良きサポート役になるのかな? 確かに、これまでの登場人物たちは、上野くんと田端さんの恋の進展に積極的に協力しようという人がいませんでしたからねー。五反田くんも、上野くんを理解しているけれど、殊更アクションを起こすというキャラでもないし。

自宅でご飯も作ってあげることに


夕飯の材料の買い物中に、田端さんは、上野くんが小学校以来料理をしていないときき、結局自宅でご飯も作ってあげることになりました。

上野くん、お好み焼き屋さんでバイトしている割には料理スキルはないようです・・・。

最初は食欲のなかった圭介くんですが、律子さんのメッセージカードを読んで、しっかり食べて治すと決意。

田端さんがエプロンをつけて、髪を結ってうなじがみえた姿に、頭をどこかにガツンとぶつけ、「やばい、可愛い」と内心ドキドキする上野くん。意識しまくりですね。可愛い! ドキドキ、ではなく、ドッコドッコという効果音が、ブス花らしくっていいですね。

二人が、高校生らしい、不慣れな様子で、ドタバタしながら料理をする姿も微笑ましいです。

そうして出来上がったおかゆ。圭介くんも、「おいしい」とのこと。よかったー!

田端さんは、上野くんに、「私も上野くんの力になりたくて」と言います。田端さんも成長しましたね!自分の気持を言葉にすることができるのは素敵です。

そして上野くんがなにか言いかけた瞬間、圭介くんが戻してしまって、上野くんが何を言おうとしたのかはきけませんでした。

上野くんが汚れをおとすためにお風呂に入っている間、田端さんは、訪れた圭介くんのクラスメイトに応対します。

運動会の回で登場した、太田さんですね。

太田さんは、田端さんを圭介の姉と誤解したままのようです。早退した圭介くんにプリントを届けるために上野家に来たそうです。圭介くんもモテるんですね〜。

しかし、圭介くんの意中の人は律子さん。運動会の回では、太田さんは圭介くんの眼中に全く入ってないように思いました。太田さんも片思いになるのかな・・・。


上野くんのお母さん再登場


次に田端さんが呼び鈴に応対したのは、きれいな女性。実は、上野くんのお母さんでした。真琴さん、というお名前だそうです。

田端さんの感想では、『モデルさんみたいに美しい方』だそうです。田端さんのお母さんと描かれ方が正反対すぎですね〜。

ちなみに、余計なツッコミですが、上野くんのお母さんが、自宅に帰ったのに自分で開錠せず、呼び鈴を鳴らすのには疑問を感じましたが、両手に荷物を持っていたから上野くんにドアを開けてほしかったということなのかな?

上野くんが慌てて半裸で出てきます。ギョッとする田端さんと上野くんのお母さん。

田端さんが名乗ると、真琴さんは、運動会で来ていた子だということで認識しました。運動会に田端さんが来ていたことも知っていたということは、ビデオも見たのかな? 上野くんと圭介くんの会話に田端さんの名前がよく出ているそうで、一度会ってみたかったそうです。焦る上野くんの反応に、ニンマリしてしまいました。

真琴さんは田端さんを「花ちゃん」と呼び、また家に来てほしいとのこと。

真琴さんは田端さんのこと気に入りそうな感触でした。
田端さんは言葉遣いも丁寧ですし、礼儀正しいですよね

着々と外堀が埋まっているのが良い感じです。ブス花の世界、やさしくって、あたたかくっていいなー。息子の彼女にキーキーする怖いお母さんとか、絶対出てこないですよね。

帰り道の二人の会話に胸キュン


そして、田端さんを自宅へ送っていく途中の会話もいいですね。

太田さんの名前を聞きそびれた田端さんに、クラス写真を送ってあげるという上野くん。よく気が付きますね。田端さんが上野くんの力になりたいと思っていましたが、上野くんも、いつも田端さんの力になりたいと思っているようです。今回の授業中のエピソードともつながりますね。

そして、田端さんに、もし風邪が感染っていたら、お見舞いにいくので、「俺を呼んで」、と極上の笑顔で言う上野くんでした。

今回は日常回。次回はそろそろイベント回かな? そろそろ大塚さんの深掘りもあるのでしょうか?

次回更新が待ちきれません!(●´ω`●)