2019年9月25日水曜日

『進撃の巨人』コミックスの各巻の概要 Attack on Titan

「捕食者・巨人」VS.「餌・人類」。絶望の戦いを描いた大人気漫画「進撃の巨人」。
コミックスの各巻の概要をまとめました。

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)


舞台は巨人がすべてを支配する世界。
巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える超大型巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。

(1)二千年後の君へ
(2)その日
(3)解散式の夜
(4)初陣


進撃の巨人(2) (週刊少年マガジンコミックス)


まだ見ぬ壁外の世界に憧れるエレンは訓練兵となり、仲間と共に巨人に対抗する技を磨く。だがウォール・ローゼの外壁を超える超大型巨人の出現により、無数の巨人が壁の中に侵入してきた。エレンは、親友であるアルミンを助けようとし、代わりに自らが巨人に食われてしまう。
その事実をまだ知らずに、ミカサは前衛隊に合流。

(5)絶望の中で鈍く光る
(6)少女が見た世界
(7)小さな刃
(8)咆哮
(9)心臓の鼓動が聞こえる

進撃の巨人(3) (週刊少年マガジンコミックス)


超大型巨人の出現によりウォール・ローゼの壁が崩壊し、無数の巨人が壁の中に侵入。ミカサは次々に巨人を倒すが、エレンの死の知らせに動揺し、危機に陥ってしまう。そこへ巨人を襲う謎の巨人が登場し、ミカサの窮地を救う。だが、食べられたはずのエレンが謎の巨人の中から発見されたことによって、兵団員の内部に恐怖と疑念が生じた。

特別編 リヴァイ兵士長
(10)左腕の行方
(11)応える
(12)偶像
(13)傷

進撃の巨人(4) (週刊少年マガジンコミックス)


ウォール・ローゼの外壁に空いた穴を修復するため「巨人化したエレンが巨大な岩で穴を塞ぐ」という作戦が開始される。人類の存亡を懸け巨人化したエレンだったが、自我を失い暴走してしまう。エレンはアルミンの必死の問いかけにも反応せず……。

(14)原初的欲求
(15)個々
(16)必要
(17)武力幻想
(18)今、何をすべきか

進撃の巨人(5) (週刊少年マガジンコミックス)


巨人化したエレンの活躍により、人類はウォール・ローゼのトロスト区奪還に成功する。成功と同時に意識を失ったエレンが目を覚ますと、そこには調査兵団団長、エルヴィン・スミスの姿が。エルヴィンは巨人の謎が眠るとされるエレンの生家への調査を決意。そのためにはエレンの力が必要だと言うが……。

特別編 イルゼの手帳
(19)まだ目を見れない
(20)特別作戦班
(21)開門
(22)長距離索敵陣形

進撃の巨人(6) (週刊少年マガジンコミックス)


エレンの生家に眠る「巨人の謎」を求め、壁外調査に乗り出した調査兵団。そこにはアルミンやミカサらの姿も。順調かと思われた道中、突如としてアルミンの前に「女型の巨人」が現れて陣形を破壊し……。

(23)女型の巨人
(24)巨大樹の森
(25)嚙み付く
(26)好都合な道を

進撃の巨人(7) (週刊少年マガジンコミックス)


エレンの生家に眠る「巨人の謎」を求め、壁外調査に乗り出した調査兵団。その前に知性を持った「女型の巨人」が現れた。兵団壊滅の危機に陥りながらも「女型の巨人」を捕らえたエルヴィンは、女型の正体に迫る……。

(27)エルヴィン・スミス
(28)選択と結果
(29)鉄槌
(30)敗者達

進撃の巨人(8) (週刊少年マガジンコミックス)


リヴァイ班の仲間を殺されたエレンは「女型の巨人」との戦いに挑むが敗北。駆けつけたミカサとリヴァイにより救出されるが、「女型の巨人」の捕獲には失敗してしまう。壁外調査の失敗と共に、エレンらの王都招集が決まり……。エレン達に打開の術は!?

(31)微笑み
(32)慈悲
(33)壁
(34)戦士は踊る

進撃の巨人(9) (週刊少年マガジンコミックス)


ついに「女型の巨人」の捕獲に成功したエレン達。だが、時を同じくして壁の中に眠る「新たなる謎」と直面する。そして混乱の中、ウォール・ローゼが破壊されたとの急報が届き……。襲来する巨人の群れ! 新たなる脅威「獣の巨人」! 丸腰の104期兵に危機が迫る!!

(35)獣の巨人
(36)ただいま
(37)南西へ
(38)ウトガルド城

進撃の巨人(10) (週刊少年マガジンコミックス)

巨人が活動できないはずの夜を狙って、ウォール・ローゼの調査にでかけたコニーやユミルたち104期兵。打ち捨てられた城・ウトガルド城で休憩しているところを、まだ夜中にも関わらず現れた巨人に襲撃されてしまう! さらに104期兵の中に、驚くべき出自を持つものがいることが発覚。

(39)兵士
(40)ユミル
(41)ヒストリア
(42)戦士

進撃の巨人(11) (週刊少年マガジンコミックス)


ウォール・ローゼ付近に突如現れた巨人の群れ。ユミルの活躍、エレンらの救援により104期の面々は巨人の撃退に成功する。だが休息も束の間、超大型巨人と鎧の巨人の正体が発覚! 怒りに震えるエレンは巨人と化し、因縁の巨人達に牙をむく!

(43)鎧の巨人
(44)打・投・極
(45)追う者
(46)開口
(47)子供達

進撃の巨人(12) (週刊少年マガジンコミックス)


超大型巨人と鎧の巨人の正体が発覚。エレンとユミルは、彼らに連れ去られてしまう。二人を奪還すべく調査兵団が動き始めるが、エレンとユミルの間に亀裂が走る。巨人の謎を知るユミルが取った行動は…!?

(48)誰か
(49)突撃
(50)叫び

進撃の巨人(13) (週刊少年マガジンコミックス)


エレン、ユミルを「故郷」に連れ帰ろうとするライナーとベルトルト。 調査兵団は決死の突撃によりエレンを奪還する。だがその代償は大きく、さらにユミルがライナーの元に残る決断をし……。

(51)リヴァイ班
(52)クリスタ・レンズ
(53)信じるバカ
(54)反撃の場所

進撃の巨人(14) (週刊少年マガジンコミックス)


王の命を受けた中央憲兵により、ニック司祭が殺される。その目的は調査兵団の現状把握とエレン、クリスタの居場所特定だった。身柄を狙われることになったエレンとクリスタ。暴走する王に対し、調査兵団はついに王政打倒を決意する……!!

(55)痛み
(56)役者
(57)切り裂きケニー
(58)銃声

進撃の巨人(15) (週刊少年マガジンコミックス)


中央憲兵への取り調べにより、レイス家が本物の王家であることが判明。調査兵団は王政を打倒しクリスタ(ヒストリア・レイス)を女王に即位させようと動くが、中央憲兵の「対人制圧部隊」によりクリスタとエレンを奪われてしまう!

(59)外道の魂
(60)火種
(61)終幕
(62)罪

進撃の巨人(16) (週刊少年マガジンコミックス)


中央憲兵により汚名を着せられた調査兵団だったが、全兵団の協力を得て王政打倒に成功する。残すは真の王家としてヒストリアを女王に即位させるのみ。リヴァイらは、さらわれたヒストリアとエレンの居場所をつかむが……。

(63)鎖
(64)歓迎会
(65)夢と呪い
(66)願い

進撃の巨人(17) (週刊少年マガジンコミックス)


真の王・レイス家が代々継承する巨人の力は、グリシャによりエレンに渡った。ヒストリアは父であるロッド・レイスにエレン殺害を命じられるが、最後は自分の道を選ぶ。そして怒りのままに最大の巨人と化したロッド・レイスが、エレンらに襲い掛かる。オルブド区外壁にて人類の命運を懸けた一戦が勃発。

(67)オルブド区外壁
(68)壁の王
(69)友人
(70)いつか見た夢

進撃の巨人(18) (週刊少年マガジンコミックス)


王政を打倒し、旧体制派を一掃した調査兵団。新たに手に入れた光る鉱石とエレンの硬質化能力によりウォール・マリア奪還作戦への準備を着々と進める。一方、ライナーとベルトルトは獣の巨人と共に迎撃態勢を整え……!! そして決戦前夜、シャーディスが語るエレンの父・グリシャとの出逢い、そして「845年のあの日」の真実とは!?

(71)傍観者
(72)奪還作戦の夜
(73)はじまりの街
(74)作戦成功条件

進撃の巨人(19) (週刊少年マガジンコミックス)


巨人に対する真の勝利を獲得すべく、調査兵団はウォール・マリア奪還最終作戦を決行する。作戦の内容はウォール・マリアのシガンシナ区に空いた穴を、エレンの硬質化能力によって塞ぐというもの。そして、ウォール・マリア内にあるエレンの生家の地下室に眠る「真実」を目指す。だが、そこには「獣の巨人」たちが待ち構えていた! 巨人と調査兵団。最終決戦が、いま始まる。

(75)二つの戦局
(76)雷槍
(77)彼らが見た世界
(78)光臨

進撃の巨人(20) (週刊少年マガジンコミックス)


エレンの生家の地下室に眠る「真実」を手に入れるため、ウォール・マリア奪還最終作戦を決行した調査兵団。しかし、その行く手にはライナー、ベルトルト、そして「獣の巨人」らが待ち構えていた。絶望的な戦況。情報、戦力、作戦。何もかもが、足りない。多くの犠牲を出す最中、作戦を指揮するエルヴィンが下した決断とは――? かつての仲間達との戦いに勝利し、エレン達は「真実」を手にすることができるのか!

(79) 完全試合
(80)名も無き兵士
(81)約束
(82)勇者

進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス)


過熱する、調査兵団とライナー、ベルトルト、「獣の巨人」の戦い。作戦は通用せず、調査兵団は苦境に立たされる。そんな中、エルヴィンとアルミンは自らの命を懸け、リヴァイとエレンに敵を討たせることを決意。

(83)大鉈
(84)白夜
(85)地下室
(86)あの日

進撃の巨人(22) (週刊少年マガジンコミックス)


ライナー、ベルトルト、「獣の巨人」との戦いの末、多大な犠牲を払いながらもエレンの生家へ辿り着いた調査兵団。その地下室にて、彼らはグリシャが残した3冊の本を手にする。その本に記されていたのは、グリシャの幼き日の記憶。そして、およそ1800年前、一人の少女が巨人の力を手にしたことから始まる二つの民族の暗黒の歴史。

そこから明らかになったのは、エレン達が相手にしているのは、これまで戦ってきた巨人よりもさらに巨大な「世界」そのものだという事実。壁の向こうに自由が無いこと、海の向こうには敵が待ち受けていることを知ったエレン達の行く末は……。

(87)境界線
(88)進撃の巨人
(89)会議
(90)壁の向こう側へ

進撃の巨人(23) (週刊少年マガジンコミックス)

エレンらの住むパラディ島の外には、他の人間が住む世界が広がっていた。その中の一国「マーレ」は諸外国との戦争中。苦戦を強いられる中、彼らはパラディ島に攻め入り「始祖の巨人」を手に入れる決意を新たにする。ここにもまた、必死に生きる子供たちの姿があった。

(91)海の向こう側
(92)マーレの戦士
(93)闇夜の列車
(94)壁の中の少年

進撃の巨人(24) (週刊少年マガジンコミックス)

エレンらの住むパラディ島を長年にわたって脅かし続けたマーレ。そこには祖国を守るため、自分達の人権を守るために日々奮闘する者達がいた。彼らは自らの存在価値を示すため、パラディ島への「宣戦布告」を準備するがそこに現れたのは?


(95)嘘つき
(96)希望の扉
(97)手から手へ
(98)よかったな

進撃の巨人(25) (週刊少年マガジンコミックス)

全世界に対してパラディ島の脅威を説くマーレ。そこに現れたのは「平和への反逆者」エレン・イェーガーだった。エレンはマーレの人々をなぎ倒し、軍への大打撃を目論む。エレンと「戦鎚の巨人」の戦いは過熱、そして集結した両国の最大戦力がぶつかり合い・・・・・・。


(99)疚しき影
(100)宣戦布告
(101)戦槌
(102)後の祭り

進撃の巨人(26) (週刊少年マガジンコミックス)



(103)強襲
(104)勝者
(105)凶弾
(106)義勇兵
(107)来客

進撃の巨人(27) (週刊少年マガジンコミックス)


マーレに潜入し、大打撃をもたらしたエレン。その目的はジークをエルディアへ連れ帰ることだった。王家の血を引くジークを迎え入れたことで、全世界に対抗する力「地鳴らし」の発動条件を手に入れたエレン達。だがそれは同時に、全面戦争へのカウントダウン開始の合図でもあった・・・・・・。

(108)正論
(109)導く者
(110)偽り者
(111)森の子ら

進撃の巨人(28) (週刊少年マガジンコミックス)


王家の血を引くジークを迎え入れ「地鳴らし」の発動条件を手に入れたエレン達。だが兵団は、エレンがジークに操られていた場合の危機を考慮し、二人を引き合わせることに躊躇。そしてマーレからの義勇兵を拘束してしまう。その事態に一部の兵士や民衆が不満を溜める中、ついにエレンが単独行動を起こす。

(112)無知
(113)暴悪
(114)唯一の救い
(115)支え


進撃の巨人(29) (週刊少年マガジンコミックス)


「地鳴らし」を発動させるべく、ついに兵団に刃を向けた「イェーガー派」。彼らはザックレー総統を殺害し、兵団の要人を拘束。ジークのもとへ向かう。一方ジークを見張るリヴァイは、死闘の末に再びジークを捕らえる。そこで明かされるジークの真の計画とは……。

(116)天地
(117)断罪
(118)騙し討ち
(119)兄と弟(感想記事:進撃の巨人 119話「兄と弟」の感想

進撃の巨人(30) (週刊少年マガジンコミックス)


(120)刹那(感想記事:進撃の巨人 120話の感想
(121)未来の記憶(感想記事:進撃の巨人 121話「未来の記憶」の感想

2019年9月24日火曜日

天堂家物語「序章」(斎藤けん)感想

LaLa9月号では、特別編「猿の恩返し」が掲載されていました。

まだらんが天堂家にいた頃のお話しでした。ほっこりするエピソードでしたね。

さて、今回は、LaLa 11月号(9月24日発売)に掲載されていた、天堂家物語「序章」の感想です。

前章のラストでは、天堂家について調べていた新聞記者の梶原さんは、鴉に殺されてしまいました。梶原が情報提供者として会っていた日下部と鴉は、隼人様の手下だったようです。

今回は、梶原さんの先輩記者黒田飛馬が主人公です。

梶原さん、公式では、下宿先でぼやをだして逃げている途中で川で溺死した、ということになっているそうです。

うわぁ・・・

鴉に水の中に突っ込まれたのでしょうか。そして、下宿を家探しして、証拠隠滅のために火をつけたのかな?怖い・・・。


梶原が黒田飛馬に託した手記を通じて、天堂家の概略が紹介されます。

周はやはり存在しないものとして取り扱われているのでしょうか?

そして、久々に登場したらん!らんが可愛くなっていました。洋装もお似合いですね。長い黒髪が映えます。

頬の傷跡はやはり残ったのですね・・・。

天堂家物語、LaLa1月号(11/22発売)より待望の新章&毎号連載スタートです。
楽しみです!

2019年9月21日土曜日

コレットは死ぬことにした 88話の感想 Colette Decides to Die Chapter 88



本記事は、『コレットは死ぬことにした』88話の感想です。

掲載誌:「花とゆめ」2019年20号(2019年9月20日発売)


※ ネタバレを含むので、ご注意ください。

※ 前回の感想記事:コレットは死ぬことにした 87話の感想


前回のあらすじ


コレットは、雷雨から避難してきた人たちのために、避難所のお手伝いをしていました。そんな状況のなかで突然現れた、愛の女神アフロディーテ。コレットはアフロディーテ様とデートすることに。

一方、ハデス様は、冥府を見て回ります。ハデス様、何か思案しているようです。

今回の感想


愛の女神・アフロディーテ様とデートすることになったコレット。さてはまさかの百合展開?と思いきや、アフロディーテ様のデートの概念は思いのほか広く、診療、もデートに値するようです。まずは一安心、といったところでしょうか。

そして、ついにハデス様は新しい裁判官を3名任命します。ラダマンテュス、ミノス、アイアコス。ますますギリシャ神話の展開に近づきましたね。

ハデス様は、3人の過去の経験を買ったようです。

前回ハデス様が思いついたのは、やはり、ラダマンテュス、ミノス、アイアコスを冥府の裁判官として任命することだったようです。予想通りの展開でした。

ゼウス様ががんばっていた水鏡は、結局完成しないで終わるのでしょうか・・・?このまま放置プレイだったらゼウス様が気の毒です! 

→ コレットは死ぬことにした 89話の感想

2019年9月19日木曜日

『アンドロメダ・ストーリーズ』 (竹宮 惠子, 光瀬龍) の感想 Andromeda Stories

竹宮惠子先生の『アンドロメダ・ストーリーズ』を読みました。これも内容の濃い作品でした。

本作は、光瀬龍原作・竹宮惠子作画のSF漫画です。

アニメ化もされています。

朝日ソノラマの月刊『マンガ少年』1980年11月号から1981年5月号および同社の月刊『デュオ』創刊号・10月号から1982年11月号に連載されました。



以下ネタバレ注意です!!



2019年9月18日水曜日

『地球へ…』(竹宮 惠子) Toward the Terra

竹宮惠子先生が描いた伝説的SF大作『地球へ…』を読みました。

竹宮先生のマンガは初めて読みましたが、女性作家によるものとは思えないほど、濃い作画とストーリーに衝撃を受けました。巻末のインタビューによると、竹宮先生が20代の頃に執筆されたようです。すごいですね。

内容は、宇宙、超能力、遺伝子操作、人工知能などが描かれた、SFです。SF作品、結構好きなので、本作も違和感なく入っていけました。念動力によるアクション場面よりも、テレパシーとそれが巻き起こす衝突に焦点があたっていたようです。テレパシーものと言えば、筒井康隆先生の「家族八景」を思い起こします。

絵柄やコマ割り、表現方法は古典ですが、内容としては、現在の民族紛争や国際情勢とも通ずるところがあり、現代においてもなお通じる普遍的なテーマを取り扱ったものだと思います。

全3巻、一気に読みました。読んだ後、あまりの内容の濃さに、頭がぼーっとなりました。


2019年9月8日日曜日

進撃の巨人 121話「未来の記憶」の感想 Attack on Titan Chapter 121


本記事は、『進撃の巨人』(諫山創)第121話(別冊少年マガジン2019年10月号(9月9日発売))の感想記事です。先日書いた予想記事(進撃の巨人 121話の予想)の答え合わせもしつつ、感想・考察をしたためたいと思います。

※ ネタバレを含みますのでご注意ください。

※ 前回の感想記事 進撃の巨人 120話「刹那」の感想


進撃の巨人の特性が明らかに


ついに進撃の巨人の特性が明らかになりました。

未来の継承者の記憶も見ることが可能だとのこと。

巨人化能力者たちは、過去の継承者の記憶をみることができます。血のつながりがあれば余計に見やすくなるとのこと。しかし、進撃の巨人は、さらに未来の巨人の継承者の記憶もみることができるそうです。

始祖の巨人をもっていたフリーダも、また、マーレで巨人について詳細な知識を有していたと思われるジークも、いずれも、進撃の巨人のこの特殊能力の存在を知らなかったようです。二人とも驚いた表情でしたので。

グリシャがジークを抱きしめるシーンがありました。しかし、過去干渉したり、まして過去にタイムトラベルできる能力ではないと思いますよ、あくまで、表現手法としてだと思います。

エレンの記憶をみたグリシャが、おそらくそこにいるであろうジークを思い浮かべて抱きしめるしぐさをしただけのことかと。

難しくなってきましたねぇ。

グリシャをエレンがコントロール?


ジークは、エレンがグリシャに洗脳されていると思い込んでいました。

しかし、実際は違いました。

グリシャはレイス一家の殺害をむしろためらっていたけれども、エレンの強い意志に突き動かされて実行したように見えます。


エレンが見た風景とは?


エレンがヒストリアの手を取って手に口づけしたときに、エレンは表情が凍っていました。

このとき、エレンは、未来の記憶をみたようです。ややこしいですが、未来のエレンが何某かの光景を見て、それを過去のグリシャが未来のエレンの記憶としてみました。さらにそれをグリシャの過去の記憶としてエレンが見たようです。

エルディア人安楽死計画は実行されるのか?


ジークが始祖ユミルに対してついに命じます。

すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと。

これ、本当に実行されるのかなぁ?

子どもは希望、未来そのものなのに、生まれない展開って、さすがにないだろうと思います。

実行された場合、「生殖能力」の意味にもよりますが、現在妊娠中の人にも影響が及ぶのでしょうか? その場合、ヒストリアのお腹の中にいる赤ちゃんは? そんな残酷展開、見たくない。。。

決まった未来なのに、エレンが進み続けるのは、もちろん自由を求めるためだと思うのですが、さらには、ヒストリアのお腹の中にいる子どもを守るため何ではないでしょうか。


エレンは本当に自由意志で動いているのか?


エレンはかつてこう言っていました。

オレは自由だ
オレが何をしようと何を選ぼうと
それはオレの自由意志が選択しただけだ


しかし、エレンは本当に自由なのでしょうか?

進撃の巨人は、

いつの時代も自由のために戦った

といわれています。

自由を求めるのは、進撃の巨人の特性なのでは?

さらに、未来の記憶がみえているということで、エレンは未来の記憶に縛られて動いているとも思われます。

自由を求める主人公が実は自由ではなかった、あるいは、「自由」の奴隷だったとしたら・・・

こんなどんでん返しはないですよね。



次回が早くも待ち遠しいです。


※ 前回の感想記事 進撃の巨人 120話「刹那」の感想

2019年9月5日木曜日

コレットは死ぬことにした 87話の感想 Colette Decides to Die Chapter 87


本記事は、『コレットは死ぬことにした』87話の感想です。

掲載誌:「花とゆめ」2019年19号(2019年9月5日発売)

※ ネタバレを含むので、ご注意ください。

※ 前回の感想記事:コレットは死ぬことにした 86話の感想


今回の感想

休載が続いていました。待望の連載再開。期待に胸を膨らませて読みました。

ハデス様を励ましたコレット。地上へ戻ってからは、雷雨から避難してきた人たちのために、避難所のお手伝いをしていました。

続く激しい雷雨に、人々も不安になっていたようです。

そんななか現れた、美しい女性。それは、愛の女神アフロディーテでした。言っていることはよくわからないけれど、さすが女神様。貫禄があります。

唐突に登場した感じがしますが、何かの伏線になるのでしょうか?

一方、ハデス様は、冥府を見て回ります。裁判が滞り、死人たちも滞留しています。ハデス様、何か思案しているようです。






2019年9月4日水曜日

ブスに花束を。40話「エスコート下手たちのダブルデート」の感想 Busuhana Chapter 40

ブスに花束を。40話「エスコート下手たちのダブルデート」(作者: 作楽ロク、掲載誌:ヤングエース 2019年10月号)の感想記事です。

※ ネタバレを含みますのでご注意ください。

※ 前回の感想記事:ブスに花束を。39話「下心がないとは言えないけど真心です」の感想

前回のあらすじ


上野君がバイト仲間から映画のチケットをもらいます。田端さんの好きな、ベリ甘の映画であることを知り、田端さんにチケットをあげたいと思う上野君。一方、田端さんは年末の上野君の告白についに返事をしようと悶々としています。すったもんだの挙句、新橋君、大塚さんも交え、タブルデートをすることになりました・・・。

※ 前回の感想記事:ブスに花束を。39話「下心がないとは言えないけど真心です」の感想

新橋君の心境の変化


新橋君は、憎めないキャラです。彼も根本は善人なのです。

大塚さんの良さを知って、ドキドキする新橋君。

大塚さんと進展するのかな?


急接近するも…?


映画の最中に物理的に急接近した上野君と田端さん。
オチはブス花らしく・・・。

五反田君の誕生日も忘れない田端さん


五反田君の誕生日はお正月だったのですが、田端さん、インフルエンザにかかって寝込んでいたのですよね。そのまま五反田君の誕生日エピソードはスルーかと思っていましたが、きちんと回収されました!

本当に律儀で誠実な、田端さんです。

「エスコート下手たち」とは


毎回、味わいのある、ブス花のタイトル。

今回は、「エスコート下手たち」とは新橋君と上野君のことですね!

上野君は居眠りしちゃったし!

謎の新キャラ登場。上野君のライバルか?


前回の39話では、冒頭で、上野君のバイト仲間の男性も出てきました。絵柄の描写からして、ただのモブキャラとは思えず、今後登場する可能性もありかと思っていたのですが、本当に再登場しましたよ!


しかも、田端さんの知り合いでもあるんですね!

どんなつながりでしょうか?

予想① 小学生のときに田端さんをからかった男の子。好きだから構っていたとか?

予想② 中学の同級生。

案外、田端さんが喪女キャラ、自虐キャラを確立した過去のエピソードが出てくるかもしれません。

私は、田端さんの自虐キャラは好きですが、一方で、どこかで克服というか、変化しなければならないのではないかと思います。相手の好意をそのまま受け止められるようになる、というか。でないと、田端さんも上野君も疲れてしまう気がして。

この男性の登場が、案外ターニングポイントになるかもしれません。

あるいは、ただの当て馬キャラとしての役割を担うのかな? 今後この男性と田端さんのなんらかの絡みがあって、上野君のヤキモチ、モヤモヤも見られるのでしょうか?

五反田君の誕生日プレゼント選びについては、微塵も嫉妬を感じず、相変わらずの天然ぶりを発揮した上野君ですが、さて、どうなるでしょうか。

意外に上野君、嫉妬深い一面もあるんですよね。夏休みのバーベキューパーティーのときは、新橋君が田端さんとダブル幹事をつとめていたときにモヤモヤを感じていたし。

しかし、新橋君はネタ担当というか、鶯谷さん一筋でしたし、新橋君が上野君の恋のライバルになるという展開はなかなか想像しがたいものがありました。

しかも、新橋君は今後大塚さんと進展しそうで、ますます田端さんとの恋的な展開は想像しがたいものがあります。上野君の感情を深掘りするためにも、新たに新キャラを投入したのかもしれません。

とまぁ、いろいろ想像していましたが、どんな役割を担うのか、楽しみです!

両想いになるまでまだひと悶着ありそう


上野君の告白にやっと田端さんが返事をしようとしたところで、新キャラ登場でした。

二人が両想いになるまでまだひと悶着ありそうですね。

早く両想いになってラブラブするところを見たいなぁと思いつつ、一方で、もう少しじれったさを楽しみたい気もしております。

次回の「ブスに花束を。」第41話の展開予想


今回のラストも踏まえると、41話は、40話の続きで、あの男の子が何者かが明らかにされるでしょう。彼の果たす役割がどうなるのか、上述の通りですが、わくわくしますね!


ブス花では、コミックス1冊につき、6話収録されています。これまでの収録パターンを踏襲すると仮定すると、7巻には第42話まで収録されるはずです。

そうすると、次々回の第42話は、次巻への引きの強い、ムズキュン展開に違いありません。

もちろん、第42話が最終話となる可能性もありましたが、本作が「次にくるマンガ大賞」のコミックス部門第5位に入賞した以上、42話で終わるのではなく、まだ続くと予想されます。

よって、その前の41話は、日常エピソードか、あるいは、42話に続くエピソードのどちらかでしょう。

→ ブスに花束を。41話「どこにでもある恋の話」の感想

2019年9月1日日曜日

進撃の巨人 121話の予想 Prediction of Attack on Titan Chapter 121

本記事は、別冊少年マガジンで連載中の、『進撃の巨人』(諫山創)第121話の展開を予想する記事です。

本記事は、これまでの進撃の巨人の内容のネタバレを含みますので閲覧注意です。



※ 関連記事 進撃の巨人 120話「刹那」の感想



次の記憶の描写からスタート



進撃の巨人120話の最後は、シガンシナ区にある、かつてのイェーガー一家の地下室で、エレンがジークに対して、「次の記憶だ ジーク」と声をかけて、ジークの顔がアップになるコマで終わりました。

そこで、121話では、「次の記憶」の描写から始まると予想します。

次の記憶については、どのような場面が含まれるのでしょうか?



第1話の伏線が回収される?


進撃の巨人はいくつもの伏線があります。そのなかでも最大級の伏線が、第1話。

「いってらっしゃい エレン」というセリフが発せられるシーンです。






この木の枝が9本あることについても、九つの巨人との関係で要注目です。


今になって振り返ってみると、第1話で、長い夢を見ていたと言って涙を無意識に流していたときのエレンは、眠っている間に過去の巨人継承者たちの記憶をたどっていたのではないかと思われます。

そして、最新120話で、ジークとエレンの記憶の旅が始まりました。120話で描かれた記憶は、エレン幼少期まででした。そうすると、次回121話では、エレンが子どもだった時代、つまり、第1話のエピソードと同じタイムラインまで進むのではないかと思います。

ついに、第1話の伏線が回収されるのでしょうか? わくわくしますね!


グリシャが始祖の巨人を奪還したシーンも含まれる?


次に重要な出来事は、グリシャの始祖奪還です。

グリシャが始祖の巨人を奪還する直前に、フリーダがグリシャに対して発した台詞の内容が判明するのではないでしょうか?

121話で描かれた、グリシャが断念した始祖の巨人の奪還。

一度は断念したにもかかわらず、なぜ、最終的に奪還することにしたのか?

そして、寿命が13年間に縮むことを知りつつも、なぜ、愛する息子であるエレンに巨人を継承する決意をしたのか?


120話では、これでもかというふうに、グリシャが愛情をこめてエレンを育てる姿が描かれていました。また、グリシャは、かつて、ジークの子育てに失敗しています。

とすると、グリシャは単にエルディア帝国の復権を希望してエレンに巨人を継承させたわけではないはずです。

次号で、いよいよ、グリシャの真意が明らかになるのではないかと期待しています。

ヒストリアのお腹の子の父親も確定?


120話では、エレンの記憶のかけらのなかに、涙を浮かべるヒストリアがありました。服装や髪型からして、エレンがマーレに潜入する前、そして、ヒストリアが幼馴染の青年に声をかける前後ではなかったかと思われます。

いよいよ、ヒストリアの妊娠に関連して、エレンが果たした役割が明らかになるのではないかと思います。エレンが父親なのか、はたまたローグがかつてぼやいたように、幼馴染の青年なのか・・・。

気になります!

ジーク改心エピソードがあるのか?


エレンとの記憶の旅を通じて、ジークがグリシャの理解を深め、改心するか?

個人的には、そこまで単純な話でもないと思います。

グリシャが幾らかつての行いを悔いたところで、ジークの過去は覆りません。

ジークはグリシャへの反発心を心の糧に生きてきたと言っても過言ではないのです。

改心するどころか、かえって暴走する危険もあるかなと。




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