2019年7月9日火曜日

進撃の巨人 119話「兄と弟」の感想 Attack on Titan Chapter 119

進撃の巨人(諫山創)第119話の感想です。


大量に登場人物たちの退場展開があった今回。本当に終盤なんですね。

幹部たちの退場


ピクシス司令、ナイル師団長・・・良い味を出しているおじさんたちがそろって退場。延々と悪夢を見続ける巨人になってしまった。多分助からない。悲しい。

そういえばシャーディス教官はいずこへ?

コルト退場


コルトはファルコの巨人化に巻き込まれた。コルトは死ぬキャラだとは思わなかったので、ショック。モブリットのときもそうでしたが、諌山先生は、本当に退場させるタイミングをよく考えてらっしゃる。コルト、優しいなぁ。最後まで弟想いのお兄さん。

ポルコ退場


ライナーがファルコ巨人に捕食されようとするまさにその時、ライナーの後ろにたたずむ人影を見て、ファルコ巨人はそちらへ反応します。右側頭部を失い立つのがやっとの状態で現れたのはポルコ。エレンに殴られただけでしたが思いのほか重傷で、もはや巨人化も傷の回復もできない、致命傷を負ったようです。死期を悟ったポルコはファルコのために身を呈し、ライナーやガビの前で捕食されました。

ポルコの最期の姿に胸打たれました。かっこ良かった…。今回でポルコの好感度が上がりました。死んじゃったけれど。生き残ってもっとライナーと関わって欲しかったな。

ずっと「ガリアード」と呼んでいたライナーが、最後の最後で、「ポルコ」と叫んでいるのにグッと来ました。ポルコも、最期までライナーを意識して、ライナーに助けられた借りを返して死んでいったんですね。

それにしても、巨人化能力者が治癒能力を使い果たすってあり得るのでしょうか?

ファルコが顎の巨人を継承


意外なことに、ファルコが継承したのは「鎧」ではなく「顎」です。これも予想外でした。ファルコが顎の巨人を継承したのは理解したけれど、ジークの巨人であることが継続されているのでしょうか?

ファルコの巨人、気持ち悪いです。なんだか怖い。


なんだかんだ生き残るライナー


ここまで来たらラストまで死亡しないのでは。

毎度死ぬ死ぬ詐欺のライナーや、泥だんごコネコネで蘇ったジークを見ていると、巨人化能力者は食べられ以外に死ぬことが無さそうです。

マガトの生死不明


マガトも死んだのでしょうか。
アルミンが打ち込んだ雷槍に巻き込まれたように見えます。


まさかのエレン退場?


エレンはまさかの死亡?主人公の死亡展開?

首が吹き飛ばされたら、いかに巨人の継承者でもさすがに死にそうです。

読者の斜め上を行く諫山先生のことですから、主人公退場、主人公の真意は回想で判明、という展開もありえますね。

顎に喰われたはずの靴とズボンが再生していますが、おそらく作画ミスでしょう…。

流石にエレンには死んでほしくないですねぇ。グリシャが始めた物語。終わらせるのはエレンであってほしいな。

第1話の伏線も回収してほしい。中途半端に終わって欲しくないですね。

それにしても、このご時世に、主人公の生首が吹き飛ぶシーンを描写するとは、なかなか度胸のある筆者と出版社ですね。

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