2019年7月6日土曜日

ブスに花束を。38話「神様、背中を押して」の感想 Busuhana Chapter 38

『ブスに花束を。』の38話「神様、背中を押して」(ヤングエース 2019年8月号掲載)を読みました。


クリスマス直前の上野くんの告白で、これから二人のクリスマスやお正月のエピソードなどラブラブ展開を期待していたのですが・・・田端さんのインフルエンザ罹患でまさかのスルー!!上野君が圭介君の風邪のお見舞いのときに約束したように、お見舞い伏線の回収も来るのかと思っていたのですが、インフルエンザではお見舞いは無理ですね。残念!

斜め上をいく展開はさすがブス花です。

好きな人から告白されたのに、遠慮してしまうのが、さすが「喪女」キャラの田端さん。もっと普通に嬉しがっていいのにー。初々しいところが良いですね。

縁結びの神社で新橋君と会ったときは、もしかして新橋君との関係を上野君が誤解する、こじれエピソードになったら嫌だなぁと思いながらドキドキして読みました。しかし、そんなことはありませんでした。よかった。変に人間関係がこじれないのもブス花を安心して読める理由の一つです。

それにしても、新橋君も体を張ってがんばった!「努」という名前があらわすとおり、彼は「努力の人」ですよね。上野君や五反田君は、スペック的に常人離れしたところがありますが、新橋君は、普通にいそうな男の子だと思います。普通の男子高校生が、好きな女の子のためにいろいろ努力するというのは、好感が持てますね。当初登場時と比べて、なんとなく体が引き締まってきた気がするのは気のせいでしょうか。

田端さんのかわいらしい笑顔がまた見れて良かったです。例のクーポンは、田端さんにとっては宝物なんですよね。



タイトルの「神様、背中を押して」については、背中を押して欲しいのは田端さんだけでなく 新橋君やけいすけ君もそうですね。みんな可愛くて、がんばって、と言いたくなります。

田端さんの背中を押した新橋君


新橋君の心意気をきいて、田端さんも恋に対して前向きな気持ちになれたようです。

背中を押したのは、神様ではなく、新橋君だったということでしょうか?



神頼みではなく、経験や人との対話を経て成長していく。ブス花は良きマンガです。

次回(ブスに花束を。39話)の予想


次回も楽しみです。

舞台は、冬休み明けからの三学期スタート編になると予想します。

前向きな気持ちになれた田端さん。上野くんに返事をするのかな?

次回はもっと上野君が見たいです!

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