2019年7月24日水曜日

コウノドリ (27) (モーニングコミックス) の感想 Kounodori: Dr. Stork (27)

コウノドリ(27) (モーニングコミックス)の感想です。



かなり緊張感のただよう、不穏な、27巻でした。苦しい話でした。


今回は、医療安全管理編。医療安全管理者という立場の方が新たに登場人物に加わります。病院の中で人知れず発生するトラブル。ペルソナでその調整と解決を一手に担うのは、医療安全管理者・磯野エイキチ。

妊婦と病院、どちらにも肩入れせずに対話を促す彼の仕事はとても繊細で重要です。彼のもとには、今日も新たなトラブルの報告が舞い込んでくるのです・・・。

トラブル内容は、軽重様々。なかでもやはり生死にかかわるものは重いですね。とても続きが気になるところで終わっていました。次巻がどうなるのか。

病院スタッフが全力で頑張っても、結果に繋がらないこともあります。無事に出産できるのが当たり前のように思われるけれど、それがそうじゃなかった場合、悲しみのぶつけ場所は病院や医師になりやすいのでしょう。

医療関係者は本当に大変だと思います。患者からのクレームも多い日々働く医療従事者の皆様。しっかり休養も取らせてあげて欲しいですね。