2019年7月5日金曜日

「コレットは死ぬことにした」の登場人物一覧 Characters in "Colette Decides to Die"【2019年7月5日更新】

「コレットは死ぬことにした」の登場人物の魅力を語りつくしたいと思います。

主役

  • コレット・・・本作のヒロイン。17歳。薬師。プロ意識が高い。薬師の仕事は大変だけれど、患者のために一生懸命働く。頑張り過ぎて時に空回りしたり、言いたいことをズバズバと言って、ハデスや家来を振り回す。くるくる表情がかわり、生き生きしている。時にはヒロインとは思えない悪い顔をする。病人を見ると思わず助けずにはいられない。作中、旅に出る。やがて、薬師を育て繋いでいく野望を抱く。
    • コレットは、コレー(乙女の意)、ギリシア神話のハデスの妃ペルセポネーの別名と思われる。しかし、作中で言及はなく、また、コレットは人間。
    • 寝ている時に耳をつまむと笑う。
    • 外見・・・金髪三つ編み。薬師の青服。現在はハデスから贈られたピアスをつけている。重い薬箱を持ち歩く。
    • 職業・・・薬師
    • 来歴・・・6歳のときに流行病で村が全滅し、家族を失うも、薬師のアンノに引き取られる。村で唯一の薬師であるが故に毎日働きづめで、ある日ノイローゼになってしまい、井戸に飛び込んでしまう。
  • ハデス・・・本作のヒーロー。冥府の王様。冥府での仕事を優先し地下にこもっていたため、日光アレルギーを患っている。初登場時の肌は痛々しい。冥府を守るために自分の仕事に誇りを持っている。冥府の仕事に真摯・誠実。ワーカーホリック。部下思い。言動がいちいち素敵。治療をしていくなかで、激務に追われて忘れかけていたものを、少しずつ取り戻していく。無表情で冷淡に見えるが、実は優しく、慈愛があり、核心をついた言葉を言う。ギリシャ神話には珍しく理性的な神様。両想いになった後は情熱的な一面も。地下の鉱物資源の守護神でもあることからお金持ち。塩系男子。どことなく色気がある。
    • クロノスとレアの子で、ポセイドンとゼウスの兄である。
    • 好きなもの・・・自然、黄色の水仙、お風呂、犬の散歩
    • アイテム・・・隠れ兜(被ると姿が見えなくなる)、水鏡(死者の本音が見える)
    • 外見・・・黒髪、くせ毛。
    • 職業・・・冥王
    • 来歴・・・兄弟とクロノスをしばいた後くじ引きで冥王に。150年間冥府を出なかった。

地上

  • 薬師とその関係者
    • セラ・・・見習い薬師の少年。コレットの弟子
    • ポーラ・・・見習い薬師の少女。コレットの弟子
    • アンノ・・・薬師。コレットの師匠。30年前、肺炎にかかった妻を風邪と誤診して死なせてしまう。流行病で家族を亡くし、居場所を失ったコレットを引き取った。その後病死。
    • ノーラ・・・アンノ先生の亡妻。
    • イタン(タン兄)・・・薬師。コレットの義兄。頼れてカッコいい。
    • マリー・・・薬師。コレットの義姉。
    • ユリヤ・・・コレットの姉弟子で、アンノの三番弟子の薬師。
    • オーランド・・・コレットの兄弟子で、アンノの四番弟子の薬師。
    • ササラ・・・薬師を志す辺境の村の少女。
    • ヨノト・・・薬師。辺境の村で唯一の薬師。
  • 患者
    • ミィナ・・・妊婦。
    • リュー・・・病弱でお金持ちの青年。コレットに一目惚れし、結婚を申し込む。
    • アドナ・・・。故郷を探していたコレットがたまたま訪れた村にアドナの旦那さんが病に倒れて、看病をしていた。それをキッカケにこの村の薬師になったコレット。
  • その他
    • コルネ・・・かつてイオが暮らしていた街の少年。
    • ヘラクレス・・・半神半人の英雄。妻子を失った哀しみの記憶からの解放を求め、予言の神のお告げを受けてエウリュステウス王に仕え、彼の命令のままに各地を旅し目当てのものを集めてきた。12番目にして最後の命令でケルベロスの捕獲を命じられて冥府に襲来し騒動を起こす。その後、各地を旅し、里帰りの途中のコレットと再会する。

冥府


  • ガイコツ・・・ハデスの家来。風呂ガイコツ、秘書ガイコツ、料理ガイコツ、掃除ガイコツの4人がいる。見た目の区別はつかないが、ハデスやコレットは見分けられる。ハデスに絶対的な忠誠を誓っており、彼に一目置かれているコレットにはやや嫉妬している。びっくりすると頭が取れる。最近は頭蓋骨にヒビが入り気味な日々。「ハデス様ご招待ゲーム」のカードを楽しむ。
  • ハリー・・・針子ガイコツ。針山を腕につけている。頬を赤らめている。ハデスと顔すら合わせることのできなかったが、コレットとの出会いによって勇気を振り絞れるように。ガイコツの中では一番コレットと仲が良く、彼女とハデスが両想いとなったときは誰よりも喜んでいた。
  • カロン・・・ハデスに仕える冥府の船渡し。黒装束。2つの加護をもらっている。
  • ケルベロス(ケル、ベロ、スー)・・・ハデスの飼う冥府の番犬。可愛い。亡者たちの前では三つ首の巨大な怪物だが、お腹が空くとチビっこくなって「ケル」「ベロ」「スー」の3匹のわんこに。名付け親はハデス。
  • コツメ・・・海の神ポセイドンの元家来。カワウソ。
  • メンテ・・・ミントのニンフ。おしゃまでこなまいき。子どものようにハデスにじゃれつく。

天界・海洋

オリュンポス十二神
  • ゼウス・・・ハデスの弟。女たらし。猫に変身する。猫姿が愛らしい。お天気雨を降らせる。
    • アイテム・・・雷霆。
  • ポセイドン・・・ハデスの弟。
  • デメテル・・・ハデスの姉。豊穣の女神。
    • コレットのモデルと思われるペルセポネの母だが、本作品では母設定はない。
  • ヘスティア・・・ハデスの姉。炉の女神。
  • ヘラ・・・結婚の神。ゼウスの妻。ゼウスの不貞に対して常に目を光らせ、愛人たちやその子供たちに苛烈な罰を与える。
    • アイテム・・・毒蛇
  • アポロン・・・太陽神で、天界の薬師。かっこいい
  • ヘルメス・・・伝令神。通販運営。大規模事務所でニンフたちを雇い効率的に経営する。
    • アイテム・・・伝令使の杖
  • アテナ・・・知恵と戦いの女神。乙女限定の「マーガレットの会」の代表。凛々しくて格好いい。女神にもてる神々しい女神っぷりがすごい。
  • アルテミス・・・アポロンの姉で、狩りの女神。「マーガレットの会」の運営担当。つんつん可愛くて格好いい。アテナに心酔しており、男はアポロン以外に関心がない。
    • アイテム・・・弓矢
  • アフロディーテ・・・愛の女神で、ヘパイストスの妻。性愛に対して奔放な性格の持ち主。美男子であるハデスのことを気に入っており、彼を十二神に加えるかの会議では賛成派だった。
  • ヘパイストス・・・アフロディーテの夫で、鍛冶の神。ハデスがケルベロスのために買ったフリスビーの製作者でもある。ハデスを十二神に加えるかの会議では妻を取られるかもしれないと反対したが、前述したフリスビーの礼として大量の砂金を贈ってもらった時は感謝していた。
  • アレス・・・ 軍神。何度アテナに負けても諦めずに挑戦する。天界にいたころのハデスに何度か面倒を見て貰っており、自分を馬鹿呼ばわりしない数少ない存在として慕っている。
その他の神々や関係者
  • ディオニュソス(デュオ、イオ)・・・ゼウスが人間との間にもうけた息子で、酒の神。そのために幼いころはヘラの迫害から逃れるために各地を転々としていた。人間と交流するのが好きで、神となってからも天界にはほとんどおらず地上を放浪している。可愛くて憎めない神様。
  • ニケ・・・アテナに仕える勝利の女神。かつて不慮の事故で髪を切ってしまった際、相談に乗ってくれたコレットと親しくなる。可愛い。麗しい。
  • アンピトリテ・・・ポセイドンの妻。親譲りのドレスを汚された恨みをいつまでも忘れられない。
  • 柊・・・アポロンの宮殿のヒイラギに宿るニンフで、アポロンの家臣。アポロン不在時に天界へ訪れたコレットと友人になる。可愛い。
  • キュクロプス・・・卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人だったが、力を失い、小型化。かつては雷をあやつり、ゼウスには雷霆を、ポセイドンには三叉の銛を、ハデスには隠れ兜を造った。ヘパイストスのもとで鍛冶。

エリシュオン

  • クロノス・・・ハデスの父。外見は赤ん坊。若かりし頃の姿はハデスに似ていたという。
    • アイテム・・・鎌
  • ラダマンテュス・・・イメージは兎。生前は王の補佐で地上の裁判官だった。外見は少年。
  • ミノス・・・イメージは狼。生前は豊かな国を治める王様。外見は少年。
  • アイアコス・・・イメージは羊。緊張すると素数を唱える。外見は少年。