※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
「火」と「水」で「神」になる
神話の世界や昔話に描かれた日本古来からの人々の考え方を参考に、「登場人物の本質は何か」を考察します。
- 「神様はじめました」考察 登場人物たちの「本質」とは 火、水、風とお日様
- 「神様はじめました」考察 黒麿について 「対の姿をとる」黒麿とは何者なのか(第16巻第95話)
- 「神様はじめました」考察 巴衛は奈々生の笑顔に何を見出していたのか?
- 「神様はじめました」考察 「とても晴れやかだ」奈々生の「浄化」の本質とは
- 「神様はじめました」考察 「この台所の火器は全部狐火仕様」(第21巻第121話)
- 「神様はじめました」考察 黄泉の闇夜は何を象徴するのか(第22巻)
- 「神様はじめました」考察 「火」と「水」で「神」になる 巴衛(火)の穢れを祓う浄化の物語
- 「神様はじめました」考察 聖神使・瑞希の役割とは 浄化アイテムをもたらしたエピソードのまとめ
- 「神様はじめました」考察 「俺も変われるのか」(第23巻第135話)巴衛はなぜ変わりたかったのか?
- 「神様はじめました」考察 「俺も変われるのか」(第23巻第135話) 「自由狐」になるために
- 「神様はじめました」考察 桃丹と桃缶 奈々生と巴衛・悪羅王の関係性
- 「神様はじめました」考察 カグツチとスサノオ? 和魂と荒魂 巴衛と悪羅王のルーツを探る
- 「神様はじめました」考察 夜鳥の企み① 悪羅王復活計画の本質とは
- 「神様はじめました」考察 夜鳥の企み② 巴衛と夜鳥の最後の闘いの意味するものは
- 「神様はじめました」考察 夜鳥の企み③ 美のカリスマ「煌かぶり」の芸術活動 狙われたのは巴衛 『桃太郎の鬼退治』
- 「神様はじめました」考察 夜鳥の企み④ 夜鳥の合成 「助六」の意味
- 「神様はじめました」考察 名前①「桃園奈々生」「巴衛」「瑞希」 神話から読み解く登場人物の名前の意味と役割 桃の鬼退治
- 「神様はじめました」考察 名前② 巴衛の「奈々生だ」と霧仁の「奈々生か…」 関係性構築の始まり【10月12日更新】
- 「神様はじめました」考察 名前③「俺は言ったのだが」 巴衛が以前にした求婚とはいつか? なぜ奈々生は十二鳥居の求婚を覚えていないのか?
- 「神様はじめました」考察 名前④ 名前を変える悪羅王と変えない巴衛
「物の本質をみる」
『神様はじめました』の最大の謎、「巴衛の不可解な行動の意味」、「奈々生はなぜ巴衛との恋を続けられたのか」、作品のテーマに迫ります。
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(1) 「私欲に囚われず心眼でモノを見られるかどうか」 巴衛の行動の不可解さの正体は
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(2) 「お前も変わらねばならんよ」沖縄の巫女からのメッセージとキツネ姿になった意義
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(3) 「俺の中の奈々生」 十二鳥居エピソードの位置づけ、「神漫画」であることの意味
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(4) 「幼気な狐」 なぜ神寄りの方々は巴衛が好きなのか?「主人公」は誰なのか?
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(5) 「人を知り自分を知る」 巴衛と奈々生のテーマを探る
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(6) 「愛情表現に抜かりはない」 本質をみていない事例と「自力で思い至ること」の大切さ
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(7) 「いつも私は巴衛を捜してる」 巴衛と奈々生の関係性の本質とは その1
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(8) 「いつも私は巴衛を捜してる」巴衛と奈々生の関係性の本質とは その2
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(9) 「巴衛が私ではなく君の手をとるように」 最終話の解釈とミカゲ社を出た意味
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(10) 「奈々生ちゃんの第一神使」 巴衛・奈々生・瑞希のキャラクターと関係性の本質とは
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(11)「時間は止まったりなんかしない」 作品全体のテーマ モラトリアムからの脱却とアイデンティティーの確立
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(12) 「同じ目線」巴衛、奈々生、瑞希、霧仁(悪羅王)について 大人になるということ
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(13) 「君が誰かに感謝されたことがあったなら」 器に対する執着心からの解放
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(14) 「それは奈々生の方だ…」巴衛と奈々生の関係性の本質とは その3「神様と幼気な狐」
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(15) 「人間になるときがきた」 「神様」となる代償 奈々生はなぜ巴衛が好きなのか
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(16) 「心には色々な有り様があり形がある」 巴衛と奈々生の関係性の本質とは その4
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(17) 「大人になっちゃうんだよ」 少年と少女の心の成長を描いた神漫画
- 「神様はじめました」考察 物の本質をみる(18) 「人間の強さ」の本質とは 自己否定から自己肯定へ 巴衛、悪羅王、夜鳥の対比から
「神様はじめました」考察 物の本質をみる これまでの考察結果のまとめ
・・・現時点の本ブログの作品理解のまとめ。 考察が深まるたびに以前の考察内容にも影響があるので、最新の作品理解の概要をまとめました。
「花」シリーズ
「花」を切り口に、「巴衛がなぜ人間になりたいと思ったのか」、「人間の強さの本質とは何か」を探ります。
「神様はじめました」の考察記事
以下、「神様はじめました」を読み進めるうちに感じた疑問について考察した記事のリストです。
以下、作品のメッセージを示唆する暗喩、アイテムについて考察した記事です。
- 「神様はじめました」考察 「今は神と神使の契約だが」とは?「ズルい男」とは? 神使の契約の位置づけと巴衛のあり方について
- 「神様はじめました」考察 巴衛は奈々生の笑顔に何を見出していたのか?
- 「神様はじめました」考察 「男らしくて頼りがいがあって」 「鏡」としてのガマ子(第13巻第77話)
- 「神様はじめました」考察 巴衛のガマ子への台詞の意図を読み解く(第13巻第77話)
- 「神様はじめました」考察 「当然だ」 再びかんざしを渡した行為の意味とは?(第17巻第101話)
- 「神様はじめました」考察 人間になる動機の変化 巴衛と悪羅王が孤独でなくなったとは?(第25.5巻番外編)
- 「神様はじめました」のアニメ第3期の制作はあるのか?
- 「神様はじめました」考察 キスシーンをふりかえる
- 「神様はじめました」考察 過去と現代の出会いの共通点 巴衛はいつから奈々生を好きだったのか?
- 「神様はじめました」考察 霧仁を救ったのは誰か&霧仁は奈々生を好きだったのか
- 「神様はじめました」における「妖怪」と「人間」の対比
- 「神様はじめました」考察 沼皇女と小太郎のその後についての予想
以下、作品のメッセージを示唆する暗喩、アイテムについて考察した記事です。
- 鏡 「神様はじめました」考察 「鏡」の果たす役割とは
- お月見 「神様はじめました」考察 お月見 ミカゲ様の正体は? なぜミカゲ様や瑞希は巴衛とお月見したかったのか?
- アイスクリーム 「神様はじめました」考察 アイスクリームは何だったのか?家族再構築としての物語
- 巴衛が奈々生のために作るごはん 「神様はじめました」考察 ともえごはんは何を意味するのか?
- しいたけ 「神様はじめました」考察 しいたけは何を意味するのか?
- 十二鳥居編で描かれたお菓子 「神様はじめました」考察 十二鳥居編で描かれたお菓子は何を意味するのか?
- 過去編関連のモチーフについて:懐鏡、かんざし、手、笹餅、名前 「神様はじめました」考察 過去編関連のモチーフについて:懐鏡、かんざし、手、笹餅、名前
- かんざしと笹餅 「神様はじめました」考察 過去と現在をつなぐアイテム:かんざしと笹餅
- 花と花言葉 「神様はじめました」考察 花と花言葉
- 雪と桜のシーン 「神様はじめました」考察 雪と桜のシーンの意味するもの
- うさぎ 「神様はじめました」考察 うさぎ なぜ出雲大社にはウサギがいるのか?うさぎの易者の正体は?(第11巻第65話)
- 打ち出の小槌 「神様はじめました」考察 打ち出の小槌 「大きくなぁれ」日本における異類婚姻譚の系譜 一寸法師と巴衛
「神様はじめました」の感想記事
本ブログにおける「神様はじめました」の個別の感想記事のリストです。
- 『神様はじめました』 (鈴木ジュリエッタ)の感想 はまりました
- 「神様はじめました25.5公式ファンブック」描きおろし漫画「その後の2人」の感想
- 「神様はじめました」ショートストーリー(「ザ花とゆめ」2018年6月1日号掲載)の感想
- 神様はじめました番外編「こわい話」の感想(ザ花とゆめ(2020年3月1日号)掲載番外編の感想)