本記事は、『進撃の巨人』(諫山創)第122話(別冊少年マガジン2019年11月号(10月9日発売))の感想記事です。
※ ネタバレを含みますのでご注意ください。
※ 前回の感想記事 進撃の巨人 121話「未来の記憶」の感想
前回のあらすじ
進撃の巨人の特性が明らかになる。
それは未来の継承者の記憶を見ることができるというものであった。
ジークはエルディア人から生殖能力を奪えとユミルに命じる。ユミルが動き始め、エレンはユミルにむかって疾走する…。
今回のあらすじ
ユミルの人生は奴隷の人生であった。
謎の生命体と接触し、巨人化能力を手に入れる。
その後も、ユミルは、フリッツ王に奉仕し続ける。
マーレと戦うとともに、フリッツ王の子どもを産まされる。これがマリア、ローゼ、シーナ。
ユミルは、フリッツ王をかばって敵の手にかかり、倒れる。
三人の娘に自分の体を食べられる。ここで道が三つに分かれる。
その後三人の娘も補足され、最終的に、9つの巨人とその他の無知性巨人ができあがる。
ユミルは、巨人の体を作り続けていた。
エレンがユミルを後ろから抱きしめ、この世を終わらせてやる、力を貸せ、と告げる。
ユミルの目が見開き・・・
そして現実世界へ。
壁にひびが入り始め、巨人が顔を出す。
ユミルの謎がこんな一気に明かされるとは思っていませんでした!ただの奴隷だったのですね。ケニーの誰もが奴隷やら何かに酔ってないと生きていけなかったという発言が思い返されます。
謎の生命の正体は?
ユミルは、追手から逃げるさなか、樹木の下の水中に漂う謎の生命体と接触。これが巨人の力の源だと思われます。
作中、詳細が語られることはなさそうです。
宇宙からの生命体でしょうか?
ユミルは謎の生命体に偶然寄生された奴隷だったのです。
第一話のタイトルの伏線回収
今回、第一話のタイトル「二千年後の君へ」の伏線が回収されました。今回のタイトルも良いですね。始祖ユミルは、自分を解放してくれる誰かが来るのをずっと待っていたようです。ユミルは、2000年間も誰かを待ち続けていたのですね。
エレンはユミルの心を救う
エレンのセリフに心が震えました。
お前は奴隷じゃない
神でもない
ただの人だ
大地の悪魔はフリッツ王のことか?
大地の悪魔はむしろ初代フリッツ王だったように思います。
母親の体を食わせるってなかなかエグいですよね。
エレンの目的は?
エレンがユミルに力を貸してもらうのは何のためでしょうか?
本当に地ならしを目的にしていたのでしょうか?
ライナーとガビ
ガビとライナーも出てきました。
ライナーはガビを救出できるのでしょうか・・・?
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※ 次回の感想記事 進撃の巨人 123話「島の悪魔」の感想