2019年10月31日木曜日

コウノドリ (28) (モーニングコミックス) (鈴ノ木ユウ)の感想 Kounodori: Dr. Stork (28)

本記事は、『コウノドリ』(鈴ノ木ユウ、講談社)の感想記事です。

※ 作品の登場人物や内容に言及があります。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。

※ 単なる個人による感想・考察です。

※ 画像は全て 『コウノドリ』(鈴ノ木ユウ、講談社)より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。





前回の27巻は、ある日、ペルソナに入院してきた小野田という妊婦が、退院直後に亡くなってしまうという、かなり不穏な、苦しい話でした。

今回の28巻は、27巻に引き続き、医療安全管理編でした。

小野田さんが、ペルソナ退院直後に亡くなってしまったことに納得がいかない夫は、医療ミスがあったに違いないと考え、ペルソナを訴えることを決意しました。裁判官たちの差押え、緊迫の展開です。裁判手続きは、こういう具合に進行するのですね。勉強になりました。

結局妊婦さんの死因は判明せず。モヤモヤしました。が、実際、そういうものなのですよね。いずれにしても、サクラが産婦人科医を辞めなくて、ほっとしました。久々に登場した四宮先生、ナイスアシストです。永遠のライバルというやつでしょうか。こういう存在、ありがたいですよね。

本当に、今回の医療安全管理編は、久々に重いエピソードでした。

後半の、助産師と医師のエピソードは、箸休めエピソードですね。確かに、妊婦の前でこういうやり取りはやめてほしいです・・・。

巻末の息子さんのエピソード、泣ける・・・。立派に成長されてらっしゃいますね。