2019年10月11日金曜日

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(6) (ビッグコミックス)の感想

『二月の勝者』とは


『二月の勝者』は、中学受験の隠された裏側、合格への戦略を、圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作と言われています。NHK「おはよう日本」で紹介され話題!読むと面白い。中学受験をさせる親御さんに見てもらいたい内容です。


主人公は、生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人。ブラックジャックを彷彿させるネーミングですね。天才・異才ダークヒーローの源流・ブラックジャック。黒にちなんだ命名をされるキャラクターが増えました。



二月の勝者 ―絶対合格の教室―(6)の感想


二月の勝者 ―絶対合格の教室―(6)


夏合宿が終わりました。この夏をどう過ごしたかが問われる9月模試、それぞれの生徒の結果はというと・・・Rクラスの子ども達は、「今回はできた!」との感想。しかし、がんばった、できた、という本人たちの手応えとは裏腹に、ほとんどの生徒が、成績を下げていました。

黒木曰く、夏の成果は9月には出ない、のです。

しかし、三人だけ、成績の上がった子たちがいます。

読者の予想通りの3人だったのではないでしょうか。

ジャイアントキリングは、自分の頭で考えられる子なんだそうです。どきりとしますね。

それにしても、教育虐待が疑われる父親がいますね。Ωクラスの島津君の父親・・・。
この家庭が一番心配です。

黒木の謎の行動も気になるっちゃー気になりますが、やっぱり本筋の受験の話が気になります。