本記事は、『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴著、集英社)を考察するものです。
※ 作品の登場人物や内容に言及があります。最終話までのネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
※ 画像は全て 『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴著、集英社) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。
炭治郎の同期の鬼殺隊員はそれぞれ五感に優れている。これにより、常人では分からないようなことも瞬間的に察知したり、反応したりと、鬼との戦闘を有利に進める。
- 竈門炭治郎 嗅覚
- 我妻善逸 聴覚
- 嘴平伊之助 触覚
- 栗花落カナヲ 視覚
- 不死川玄弥 味覚
竈門炭治郎 嗅覚
鬼の接近を匂いだけで感知することができる。相手の人柄や発言の虚実なども匂いで判断できる。また、戦闘中にも鋭い嗅覚は有効で、必中で攻撃を当てることができる隙の糸を匂いで嗅ぎ取ることもできる。
我妻善逸 聴覚
善逸は鬼が発する独特の音を感知することができ、音で鬼の存在を察知することができる。また、相手から聴こえる音で人柄や心理状態まで読み取ることができる。ちなみに善逸が睡眠状態でも戦闘を行えるのは視覚が不要なほどに聴覚が発達しているため。
- 遠くから鬼の存在を把握
- 箱に入っている禰豆子を鬼だと認知
- 無限城では迷わずに、部屋で待ち構える兄弟子・獪岳のもとに直行
嘴平伊之助 触覚
相手の気を感知することができ、殺気をもっている相手であれば、例え自分が見ていなくても相手が自分のどこを見ているかわかるほどに優れた感覚を有している。
栗花落カナヲ 視覚
動体視力に優れ、相手の全身の動きを見て次の動きを予測できるという五感組の中でも非常に戦闘向きの能力となっている。また、彼岸朱眼という奥義を発動するとさらに動体視力に磨きがかかり、相手の動きを先読みすることまでできるようになる。
- 炭治郎、善逸、伊之助3人の機能回復訓練の時に、カナヲと湯飲みを奪い合う訓練があったが当初誰も勝つことができなかった。
- 上弦の弐・童磨との戦いの時、実力では到底敵わないが、師匠のしのぶよりも童磨と長時間戦うことができた。
不死川玄弥 味覚
人間離れした咬合力と特異体質の持ち主。鬼を食らうことで一時的に鬼の能力を得ることができ、全集中の呼吸が使えない代わりにこの鬼の力を得ながら戦っていく。