2019年8月1日木曜日

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(5) (ビッグコミックス)の感想

『二月の勝者』は、中学受験の隠された裏側、合格への戦略を、圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作と言われています。NHK「おはよう日本」で紹介され話題!読むと面白い。中学受験をさせる親御さんに見てもらいたい内容です。

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(5)

主人公は、生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人。ブラックジャックを彷彿させるネーミングですね。天才・異才ダークヒーローの源流・ブラックジャック。黒にちなんだ命名をされるキャラクターが増えました。



さて、最上位クラスΩへの特昇をかけた選抜テストがついに実施決定されました。
昇格する生徒の名前が発表されました。この結果を導いた要因とはなんでしょう?

生徒たちの緊張も、日に日に張りつめていきます。自習室で生徒同士のトラブルも。

そして、各校舎の生徒が一堂に会する夏合宿。
全桜花生のトップはどんな生徒でしょう。

時々、天才としか言い表せないタイプの子がいます。天才のやり方は、多くの「普通の」子どもたちには何の参考にもならないでしょう。まるみちゃんの今後は気になる。

志望校選びで親の作戦が試される「併願パターン」は、親の責任も重大です。

最下位の男の子の放課後居場所問題。「普通の小学生」の生活ってなんだろう?家庭の事情で、学童代わりで通塾を求める家庭がある。共働き家庭も同じ。塾が放課後の子供の居場所という発想はありますね。学童保育と勘違いしているような親もいますね。

受験では夏が勝負だ、天王山だ!とよく言います。