2019年8月7日水曜日

「HeiSei七色いんこ」(石田敦子)の感想 Heisei Rainbow Parakeet

本記事は、HeiSei七色いんこの感想記事です。



テヅコミで連載されていた、石田敦子先生の「HeiSei七色いんこ」がコミックスとなりました。8月5日に発売されたのですが、さっそく購入して読みました。

ちなみに、テヅコミとは、手塚治虫を敬愛するマンガ家たちが、手塚作品を自由な発想でアレンジしたオリジナル作品を執筆している雑誌です。

石田先生の「HeiSei七色いんこ」は、手塚治虫先生の「七色いんこ」を原作とする演劇ドラマです。

本作では、物語は、舞台芝居の代役を請け負う天才役者にして劇場荒らしの泥棒でもある“昭和の怪盗”七色いんこが、平成の終わりに突如復活したことから始まります。果たして平成の七色いんこは、七色いんこの名を騙る模倣犯なのでしょうか、それとも昭和の七色いんこと同一人物なのでしょうか。

そして、平成いんこを負うのは、やっぱり女刑事なのですが、千里万里子刑事ではなく、別人です。

千里刑事はどこへ?そして、この女刑事の正体は?

第一話では、七色いんこが、大手芸能社プロデュースの舞台「ブラック・ジャック」に呼ばれて、ブラック・ジャックの代役を頼まれます。演じる作品が手塚先生の作品という、一粒で二つおいしいみたいな・・・!!

石田先生の描く女の子は可愛いですねー。絵柄は手塚先生と全然違うのに、よく特徴がとらえられてあって。

大好きな七色いんこの世界に浸ることができて、幸せでした。