ついに、観てきました!
ちなみに、鑑賞したのは字幕版です。
『アナと雪の女王2』は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作によるアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画である。2013年公開の『アナと雪の女王』の続編。2019年11月22日に日米同時公開。日本におけるキャッチコピーは「なぜ、エルサに力は与えられたのか―」。
・・・ウィキペディアより
※ 前作・アナと雪の女王の感想記事・・・映画「アナと雪の女王」の感想
あらすじ
物語の冒頭、アレンデールの人々やアナ達と平和な日常を過ごしていたエルサ。しかし、ある日から、エルサにしか聞こえない、彼女を呼ぶ「謎の声」が聞こえるようになります。エルサが不思議な声に導かれて、自分のルーツを探す旅に出ます。
全体的な感想
前作のインパクトが強すぎたので比較するのは酷ですが、本作もストーリーがしっかりしており、見応えのある作品に仕上がっていたと思います。
トロールの「未来が見えない時は、今できることをする」という言葉が深いです。
映画の終盤は胸に迫るものがあり、泣きました。オラフの存在感が大きいですね。
ラストで、エルサがアナに女王の位を譲り、アレンデールを任せて離れて暮らす決断をしてしまったのは、なんだかショックでした。
映像はきれい
映像がさらに綺麗になっていました。CGアニメーションが前作より動きが自然に、水の描写もリアルに美しくなっていました。実写かと思うほど。川、海などの背景がリアルで素晴らしい。紅葉した森の景色も美しい。そして、やはり水と氷の圧倒的な美しさ。
音楽は難化
全体を通してミュージカル調で、趣の異なる曲が次々とうたわれていました。前作に比べ、今回の歌曲は、正直覚えにくいかな。曲の難易度がレベルアップしていました。前作の音楽は誰でも簡単に覚えて、歌えるリズムの曲がほとんどだったのですが、今回は全体的に歌うのもリズムも難しいです。
映画鑑賞後にサウンドトラックCDも購入しました。
お勧めの鑑賞者は小学生以上・前作鑑賞してから観るべし
環境破壊や民族紛争など、現代社会の抱える問題をテーマに取り入れ、大人から子どもまで楽しめる映画に仕上げていました。が、ちょっとストーリーが暗く、幼児では理解が難しいと思います。小学生くらいなら、補足説明をすれば理解できると思います。
前作を観ていなくても関係なく楽しめる内容になっています。ですが今作は前作と関連する部分が多数あるので、前作を観ていない方は観てから今作を観に行くことをおすすめします。
ネタバレ考察
以下、ストーリーについて気になる点を考察します。ネタバレ注意です!
1 エルサとアナの母・イドゥナの正体は?
本作では、かつてアレンデール王国と友好関係にあったものの、ある悲劇に見舞われたノーサルドラという民族が登場します。
エルサが巻いていた母の肩身のスカーフによって、イドゥナが「ノーサルドラの民」だったことが明らかになります。
エルサが過去の記憶を氷によって蘇らせたところ、父・アグナルの命を助けたのは母・イドゥナであることもわかりました。
2 両親の死の真相は?
エルサとアナは、難破船でイドゥナのものとみられるメモと「アートハラン」への地図を見つけ、両親がエルサの魔法の謎を解き明かすために命を落としたことを知ります。
3 結局、声の正体は誰?
『アナと雪の女王2』に出てくる謎の声は、今作のストーリーで重要な役割を果たしています。高く透き通った「アア〜アア〜」という謎の声。高くて透き通った声で、ちょっと哀愁を感じさせます。エルサを呼ぶ謎の声の主の正体は一体誰なのでしょうか?
これについては物語の中で明確に誰とは説明されませんでした。ですが、いくつかの感想や考察をみるかぎり、謎の声の正体は、エルサとアナの母イドゥナの声だったと考えられます。しかし、イドゥナは前作で乗船中に船が転覆し亡くなっていました。イドゥナ本人ではなく、「イドゥナの記憶」がエルサを呼んだのです。
4 第5の精霊とは?
今作では4つの精霊が登場します。風の精霊:ゲイル
火の精霊:サラマンダー・ブルーニ
地の精霊:アース・ジャイアント
水の精霊:ノック
第5の精霊:?
なかでも、エルサが水の精霊であるノックを鎮めるシーンは圧巻です。「一緒に行く」と言って聞かないアナと、オラフを魔法の力で遠くに追いやり、一人でダークシーの荒波に立ち向かっていくエルサ。そこで凶暴な水の精霊・ノックと出会い、始めは激しく抵抗されますが、やがてそれを乗りこなし、海を駆け抜けてアートハランに到着します。