結論から言うと、面白かったです!続編三部作のなかでは、本作が一番よかったです。まさに、スターウォーズシリーズの最後にふさわしいと思いました。エピソード8「最後のジェダイ」が自分にとってはいまいちな出来だったので、良かった。終わり良ければ総て良し、ですね。
スカイウォーカー家の話もこれで完結です。J.J.エイブラムスがこれまでの伏線を回収したといっても過言ではありません。
【以下ネタバレ注意】ラストまでのあらすじ
エグゼゴルで、パルパティーンはレイをシスにしようとたくらみ、自分を殺すようにけしかけました。ベンはレイを助けるためにやってきて、レイからライトセーバーを受け取りレン騎士団の抵抗も排除しました。レイとベンが類まれなるフォースの対であることを認識し、パルパティーンは彼らの力を吸い取り活力を取り戻しました。レジスタンスの艦隊をフォースの稲妻で攻撃し、なおも抵抗を試みたベンを地の底へ叩き落しました。
レイは、過去のジェダイたちの声を聴き、立ち上がりました。レイはルークとレイアのスカイウォーカー兄妹のライトセーバーでパルパティーンの攻撃を避け、ついにパルパティーンを倒します。しかしレイも力尽きてしまいました。
這いあがってきたベンは自分のフォースを使ってレイを蘇生します。レイは目覚めるとベンを抱きしめてキスをしましたが、ベンは落命し、これまでに消えていったジェダイと同様、姿を消してしまいました。
レジスタンスと勝利を喜んだあと、レイは惑星タトゥイーンを訪れました。レイは自分のライトセーバーを持ち、レイアとルークのライトセーバーは敷地に埋めました。そして、通りがかりの女性に名を聞かれて「レイ・スカイウォーカー」と名乗りました。
レイの正体は?
エピソード8では何者でもないと言われたレンでした。しかし、本作品では、カイロ・レンから「レイはパルパティーンの孫である」と知らされます。レイの強力なフォースの根源は暗黒面のシスの力だったのです。
カイロ・レンに泣きました
中二病だったカイロ・レンでしたが、本作ではかっこよかったです。アナキン・スカイウォーカーがイケメンすぎたこともあり、エピソード7で初めてカイロ・レンをみたときは、いまいちだなと感じてしまいました。しかし、ストーリーが進むごとにどんどんカイロ・レンを好きになっていきました。今では一番好きなキャラクターです。
最後のレイとカイロ・レンのキスシーンは、やはりそうきたか、と思いました。
カイロ・レンが死亡してしまい、レイと結ばれなかったのは悲しかった。でも、父親をはじめとして数多の命を殺めてきた彼。業が深すぎて、これからまともな人生は歩めなかっただろう。だから、まとまり方としてはこれしかなかったのかなと思う・・・。
ちなみに、レイがカイロ・レンのフォースの力によって妊娠したのではないか、という解釈もあるようです。カイロ・レンがレイを治癒するときに、レイのお腹に手をかざしていたことが根拠です。もとはといえば、アナキン・スカイウォーカーも、母シミ・スカウォーカーがフォースによって妊娠した子どもでしたよね。ラストに出ていたふたつの太陽はレイが双子を妊娠したという暗示だとか。真偽のほどは定かではありません・・・。
『スカイウォーカーの夜明け』ではローズをどのように扱ったか?
結論から言えば、『最後のジェダイ』での役割とはうってかわって、本作では完全なる脇役の一人となっていました。映画冒頭ではローズはフィンと言葉を交わすものの、そこでは今回のミッションには参加しないことが語られ、その後はレジスタンスの基地の場面やクライマックスの戦闘に登場するのみでした。
孤独だと思わないということ
艦隊の救援来た時のあの多さに、涙があふれました。