本記事は、『進撃の巨人』(諫山創)第130話(別冊少年マガジン2020年8月号)の感想記事です。
※ ネタバレを含みますのでご注意ください。
※ 関連する感想記事 進撃の巨人 125話「夕焼け」の感想
前回のあらすじ
地ならしの進行速度は予想以上に早く、飛行艇の整備時間に半日以上かかることが判明。
イェーガー派との死闘の末、船と飛行艇を奪取。
キースとマガトが巡洋艦を爆破。
今回のあらすじと感想
別冊少年マガジン2020年8月号 に掲載された、進撃の巨人第130話の感想です。
ミカサとヒストリア 二人の女神
今回、ミカサのエピソードとヒストリアのエピソードが対比のように描かれていました。
以前、ヒストリアの子どもの父親はエレンかなと考えたことがありました。
しかし、今回のストーリーを見て、その考えを翻しました。
余命4年のエレンが子どもを残すはずがありません。
ヒストリアの子どもの父親は、あのモブ男で決定でしょう。
ヒストリアがエレンの共犯者のような形相で、驚きました。
個人的には、「子どもを作ること」が「ヒストリアの巨人化&ジーク補食」というシナリオを避けるための手段として描かれたことが不満です。
ヒストリアの顔が心なしか悪女のように思えてきました。
王政編のときの、自分の生きたいように生きるという希望にあふれていた彼女は、どこへ行ったのでしょう。
良くも悪くも、みんな大人になってしまったということなのですね。
そして、アッカーマンの習性云々はエレンのウソだということも判明しました。
進撃の巨人の最終形態がグロい
最後に出てきた、始祖強化バージョンの進撃の巨人が、とても気持ち悪かったです。
まさに悪魔のような。
タイトル「人類の夜明け」が暗示するものとは
夜明けという言葉の響きには、希望を感じさせるものがあります。しかし、内容としては、人類の絶望感が溢れる状況です。
内容とタイトルのギャップを感じました。