2019年6月23日日曜日

コレットは死ぬことにした 84話の感想 Colette Decides to Die Chapter 84

【コレットは死ぬことにした】最新84話の感想です。

掲載誌:「花とゆめ」2019年14号(2019年6月20日発売)




プリンのために冥府に日参しているクロノス様がレギュラー化しています。

部下をとってはというヘルメス様のご提案。

76話で、ヘルメスが100人ものニンフたちを採用し、効率的な経営をしているというエピソードシーンがありました。今回の84話に通じる伏線だったのですね。また、2話でコレットが一人で仕事を抱え込んで苦労していたというシーンもありましたね。

うん、そうですね、ヘルメス様のご提案、私も同感です。ハデス様がいくら優秀でも、不老不死の神様でも、冥府の一人経営は無理があります。日々人口増加し、死者も増えているわけですから!

仕事人間としては、すごく同感します。コレットは死ぬことにした、やっぱりお仕事マンガだなぁ。こういうところもしっかり丁寧にかいてくれるところが、とっても好きですし、共感できますし、読み続けたいと思うのです。

とりあえずエリシュオンの3人にあってみることにしたハデス様。以前だったら一人で抱え込んだんだろうなぁ。コレットがいるからこそ、ガイコツやコツメ達がいるからこそ、ハデス様の気持ちが変わって来たんだなぁと思いました。

ラダマンテュス・ミノス・アイアコスの裁判見学。物事をはっきりと口にするミノス。緊張すると素数を唱えるというアイアコスが登場します。ミノスは態度が悪かったですが、裁判の途中でミノスが殺人犯に怒ります。やってくれましたね~。まさか裁判傍聴中に乱入するとは。ハデスの静止も聞かず話し続ける死者に掴み掛るミノス。勢い余ってなのか水鏡に拳を叩きつけてしまいます。鏡にひびが入り、割れた部分から水柱が立ち上がる。というところで終わります。

ハデス様の裁判の中で最も大切だと思われる嘘を見抜く水鏡が割れてしまいました。この鏡は死者を効率的に裁くための道具だったわけですから、ハデス様の裁判はどうなってしまうのでしょう?この不測の事態にハデス様はどう対処するのでしょうか?これからの冥府に影響が出てくる出来事になりそうな気がします。

幸村アルト先生のツイッター投稿にあった「兎と狼と羊と赤子ジジイ」、それぞれ、ラダマンテュス・ミノス・アイアコス・クロノス、ですよね。おもしろーい。

さて、これからどんな展開を見せてくれるのでしょうか。

※ 関連記事:コレットは死ぬことにした 85話の感想