2021年1月27日水曜日

『鬼滅の刃』考察 継国双子と時透双子の鏡面構造

 本記事は、『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴著、集英社)を考察するものです。

※ 作品の登場人物や内容に言及があります。最終話までのネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。

※ 単なる個人による感想・考察です。

※ 画像は全て 『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴著、集英社) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。


時透無一郎と有一郎

時透無一郎は、わずか2ヶ月で柱となった天才剣士。

霞柱として、風の呼吸から派生した「霞の呼吸」を使用して戦った。

無一郎は双子の兄がいた。有一郎。

外見はそっくり。

性格は、有一郎はキツイ性格をしていた。しかし、実際は根は優しく、無一郎のことも大切に思っていた。

時透兄弟は「始まりの呼吸」を使う一族の末裔とされてきた。しかし、継国縁壱は子孫を残していない。時透兄弟は黒死牟となった、継国巌勝の子孫だった。

無一郎の死亡により、継国家の血は途絶えたようである。



継国双子と時透双子の鏡面構造


対比

      巌勝と縁壱  無一郎と有一郎



血縁関係    双子      双子
年齢差     同い年     同い年
兄の呼吸    月の呼吸    -
弟の呼吸    日の呼吸    霞の呼吸
過ごした期間  一緒に育つ   一緒に育つ
相手の成長   嫉妬      -
愛着      手放せず鬼へ  守り切る
相手との別離  離別⇒死別   死別
関連する物   笛(持ち続ける)ー