本記事は、『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊)を考察するものです。
※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
※ 画像は全て 『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。
2020年8月31日月曜日
2020年8月30日日曜日
「神様はじめました」考察 巴衛のガマ子への台詞の意図を読み解く(第13巻第77話)
本記事は、『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊)を考察するものです。
※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
※ 画像は全て 『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。
2020年8月26日水曜日
「神様はじめました」考察 しいたけは何を意味するのか?
本記事は、『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊)を考察するものです。
※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
※ 画像は全て 『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。
今回は、作中で描かれる「しいたけ」は何を意味するのかを考察します。
※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
※ 画像は全て 『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。
今回は、作中で描かれる「しいたけ」は何を意味するのかを考察します。
2020年8月24日月曜日
「神様はじめました」考察 なぜ二人はすれ違うのか? 巴衛と奈々生の愛し方の違い 愛を「行動」で示す巴衛と「言葉」で伝える奈々生
本記事は、「神様はじめました」(鈴木ジュリエッタ)の考察記事です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回は、「巴衛と奈々生の愛し方の違い」について、考察します。
※ あくまで個人の感想です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回は、「巴衛と奈々生の愛し方の違い」について、考察します。
※ あくまで個人の感想です。
「神様はじめました」考察 ともえごはんは何を意味するのか? 食べるシーンに込められたメッセージを読み解く
本記事は、「神様はじめました」(鈴木ジュリエッタ)の考察記事です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回は、巴衛が奈々生のためにつくるごはん(以下「ともえごはん」)は何を意味するのか?について、考察します。
※ あくまで個人の感想です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回は、巴衛が奈々生のためにつくるごはん(以下「ともえごはん」)は何を意味するのか?について、考察します。
※ あくまで個人の感想です。
2020年8月21日金曜日
「神様はじめました」考察 巴衛の奈々生に対する想いの変化
本記事は、「神様はじめました」(鈴木ジュリエッタ作)を考察するものです。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
2020年8月20日木曜日
「神様はじめました」考察 「甘いにおい」 十二鳥居編で描かれたお菓子は何を意味するのか?
本記事は、「神様はじめました」(鈴木ジュリエッタ)の考察記事です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想です。
今回は、十二鳥居編で描かれたお菓子等は何を意味するのかを考察します。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想です。
今回は、十二鳥居編で描かれたお菓子等は何を意味するのかを考察します。
「神様はじめました」考察 過去と現代の出会いの共通点 巴衛はいつから奈々生を好きだったのか?【8月20日更新】
本記事は、「神様はじめました」(鈴木ジュリエッタ)の考察記事です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回のテーマ
今回は、過去と現代のそれぞれの出会いを比較し、「巴衛はいつから奈々生を好きだったのか?」という疑問について考えてみたいと思います。
過去も現代も変わらない点
巴衛は奈々生と500年前に出会い、現代でも出会います。それぞれ出会い方は違いましたが、奈々生を好きになっていますね。全く違う出会い方に描かれていますが、過去編での500年前の出会いと、現代での出会いでは、心情描写が共通する点があることに気が付きました。
- 出会った当初から勝気な奈々生に手を上げられてビックリ。
- 現代:平手打ちされる(第1巻)
- 過去:指に歯を立てられる
- 具合の悪い子ども姿の時に看病してもらい、笹餅を作ってもらう
- 現代:鳴神に子どもの姿にされてしまう。妖力が体に収まりきらず、高熱。
- 過去:戦神に斬られて川辺で倒れた時に子どもの姿に変化する。怪我の出血が止まらず。
- 意地を張る奈々生にイライラしつつ、助けを乞うなら助けてやっても良いという巴衛
- 現代:「あのクソ生意気な女が「愚かな私めをお許し下さい巴衛様」とでも言えば助けに行ってやってもよい」(第1巻)
- 過去:「巴衛様 お助け下さいと泣きついてくるにちがいない」(第16巻)
- 他の男に触らせない
- 現代:磯辺に対して「気安く触るな クソガキ」(第1巻第5話)
- 過去:乱暴しようとする男に対して「その女に触れるな…」(第15巻第85話)
- 会わない間に気鬱になり、それまでの自分の行動パターンにのっとって動こうとする
- 現代:出雲篇で奈々生の不在中、「俺としたことが糞真面目に奈々生の帰りを大人しく待っているなどまったくらしくもない…」と言って、遊郭へしけこむが楽しめない(第7巻第42話)。
- 過去:「あの日から俺はどうかしてしまったのか?…らしくない こんな様は俺らしくない…!」と言って悪羅王と遊ぼうとするが、楽しめない(第16巻第90話)。
- 第三者に指摘されて恋心に気が付く
- 現代:瑞希「神使とか契約とか関係ないよ それはもう ただの好きな子だよ」(第8巻)
- 過去:悪羅王の「そこの毛玉がお前は恋煩いをしてるって言うからよ」という言葉に目を一瞬見開く(第16巻第90話)
- 奈々生の涙に弱い
- 現代:奈々生を泣かせたときの表情が何とも言えない(第2巻第7話)。
- 過去:「お前に泣かれると調子が狂う」(第16巻第92話)
- 奈々生の笑顔を見たがる
- 現代:「じゃあ笑え 昼間みたいに」(第7巻第38話)
- 過去:「やっと笑ったな ずっとそうしていろよ」(第16巻第94話)
その他、口は悪くても奈々生に優しいところは同じ。
過去編の方がムード満点だけど、行動パターンは似ていると思いませんか?
現代ではいつ好きになったのか?
現代で奈々生の神使になる前の巴衛の言動が、500年前の「嫌い」と言われた時の巴衛と同じことから、奈々生に出会った(巴衛からすると正確には再会した)時から、奈々生のことは結構気に入っていたのではないかと思います。
ミカゲの暗示により記憶は失くしていたけれど、潜在的には生涯の伴侶と決めてた女は奈々生でしたし、過去では目を見て一瞬で心を奪われていた訳ですから。好きになったのも雪路だと勘違いしてただけで実際は奈々生だから。
しかし、現代で巴衛が奈々生に惹かれていると自覚したのは、第8巻で、契約解除されている状態で、瑞希に指摘された時でした。
ミカゲの暗示により記憶は失くしていたけれど、潜在的には生涯の伴侶と決めてた女は奈々生でしたし、過去では目を見て一瞬で心を奪われていた訳ですから。好きになったのも雪路だと勘違いしてただけで実際は奈々生だから。
しかし、現代で巴衛が奈々生に惹かれていると自覚したのは、第8巻で、契約解除されている状態で、瑞希に指摘された時でした。
巴衛「神使の時は奈々生が笑っていると安心した いつも居場所を把握して何かあれば駆けつける たとえ側にいなくても奈々生のことを思わない日はない それは俺が神使だからだ それが神と神使の契約なのだろう?」(第8巻)
瑞希「神使とか契約とか関係ないよ それはもう ただの好きな子だよ」(第8巻)
実は、巴衛と奈々生の神使の契約が解除されたのは、この時が初めてではありません。出雲の時よりも前、鳴神に土地神のしるしを奪われた時もそうでした。しかし、このときは、巴衛が悩んでいる風情はありません。また、この時は奈々生も巴衛を異性として意識していません。
過去は本能のままに生きていたから素直に感情表現していたけれど、現代は自制が効いている分自覚も遅かったのでしょうか。
さらに現代では神使の契約がある分、感情理解もさらに複雑そうだし。
なぜ現代の巴衛は両想いになろうとしなかったのか?
巴衛は奈々生の気持ちを知っていた(第8巻で再確認)ので、巴衛が一歩前へ踏み出せば両想いになったわけですが、自分からは動こうとはせず、「俺は人間の女とどうこうなる気はない」と言っています。その割に嫉妬したり、独占欲丸出しですが、一方で、奈々生が望むなら鞍馬山に残れば良いとも言っています。
したがって、現代の巴衛は、黒麿の呪いが解けるまでは両想いになるつもりはなかったようです。
これはやはり、雪路の死によるトラウマが大きいのですかね。「人間は弱いから求めたくない」という。求めたら強く執着してしまうのがわかっているからこそ(その強い執着心ぶりは第77話で描写されました。)、求めて置いて行かれるのがいやだったんですね。
「俺は人間の女は好きにはならない」とことあるごとに言っておりましたから。
第1巻第2話 |
「人に手を上げられたのは何百年振りか」
これは時廻り中の奈々生が歯を立てたことですよね。
第1巻第3話 |
「神様はじめました」のメディアについて ドラマCDとDVDの感想
輸入盤DVD 第1期
神様はじめました 第1期 コンプリート DVD-BOX (全13話, 325分) 鈴木ジュリエッタ 花とゆめ アニメ [DVD] [Import]
日本語音声字幕なし設定できます。ただし、再生プレイヤーに注意。英語音声は速いです。リスニングの練習にも。
ドラマCD(神様はじめました)鬼神と野狐の戯れ
悪羅王が少し愉快。小さい巴衛が出てくる。
ドラマCD 「神と神使の契約」(2012/10/24)
「神と神使の契約」、「神と神使の日常」。巴衛がミカゲの神使になったエピソード。
「神と神使の契約」は、ミカゲと巴衛のなれそめ。
巴衛がミカゲをとても慕っている。
親を求める子どものようである。
ミカゲは巴衛を神使にして縛りたくなかったのに、神使にしてくれなかったのは認めてくれていないのではと不満に思って拗ねて女の元に遊びに行ってしまう・・・。
「神と神使の日常」は今の話と過去話で奈々生も登場。巴衛は元から主夫気質だったんだ。主が不器用だから家事の才能が開花した。奈々生は相手に甘えてはいけないって行動する子だけど、巴衛に甘えてた方がこの2人はぴったり。
ドラマCD 神様はじめました◎ ~KMT、テレビに出る~
ドラマCD 神様はじめました◎ ~KMT、テレビに出る~ |
ドラマCD「KMT、テレビに出る」では、何よりも、巴衛の自己紹介が素晴らしい。
お前のものは俺のもの
お前の心も俺のもの
笹餅大好き
巴衛だ
巴衛が「笹餅好きだ」というのは「奈々生が好きだ」というのと同義だから、無自覚に奈々生への愛を吐露していると思うと萌える!
オリジナルストーリーは幾つかあるけれど、個人的には、巴衛×瑞希×鞍馬のドラマCDが秀逸だと思ってる。
巴衛×奈々生、巴衛×悪羅王は、原作でしっかり描写されている一方、巴衛×瑞希×鞍馬(KMT)はそうでもないので、想像の余地がある分、オリジナルストーリーも違和感なく楽しめるのだと思う。
巴衛×奈々生、巴衛×悪羅王は、原作でしっかり描写されている一方、巴衛×瑞希×鞍馬(KMT)はそうでもないので、想像の余地がある分、オリジナルストーリーも違和感なく楽しめるのだと思う。
2020年8月14日金曜日
「神様はじめました」考察 沼皇女と小太郎のその後についての予想
本記事は、「神様はじめました」(鈴木ジュリエッタ)の考察記事です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回は、最終回後の沼皇女と小太郎の行く末を予想してみました。
※ あくまで個人の感想です。
作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回は、最終回後の沼皇女と小太郎の行く末を予想してみました。
※ あくまで個人の感想です。
2020年8月13日木曜日
「神様はじめました」考察 花と花言葉
本記事は、『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊)を考察するものです。
※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
※ 画像は全て 『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。
2020年8月11日火曜日
「鳩子さんは時々魔法少女」一番可愛いキャラは・・・
一見普通のOLだけど、主人公の存在自体が実は謎めいたところがあると思う。
宝石モチーフの命名、キャラも皆可愛く、とにかくキラッキラッ。
魔法少女ものなのに全く愛らしさを売りにしないルビーちゃんが、とっても可愛いんだー。でも一番可愛いのはアレク君だな!
宝石モチーフの命名、キャラも皆可愛く、とにかくキラッキラッ。
魔法少女ものなのに全く愛らしさを売りにしないルビーちゃんが、とっても可愛いんだー。でも一番可愛いのはアレク君だな!
ルビーちゃんは、かっこ可愛いから好き。強くて可愛い女の子が好きなんだなぁ。
しっかり者の鳩子さん×紳士な和田原さんも素敵だけど、おてんばルビーちゃん×ちょいツンなアレクくんにときめいてしまうのよねー
ビジュアル含めてひたすら可愛いんだ
しっかり者の鳩子さん×紳士な和田原さんも素敵だけど、おてんばルビーちゃん×ちょいツンなアレクくんにときめいてしまうのよねー
ビジュアル含めてひたすら可愛いんだ
「神様はじめました」 コミックス未収録の番外編・ショートストーリー
「神様はじめました」の原作漫画は、白泉社より、全25巻+ファンブック2冊(13.5巻と25.5巻)が刊行されています。
しかし、コミックス未収録の番外編・ショートストーリーがあるのをご存じでしょうか。
私が調べたところによると、アニメDVD第1期に3本、それから、連載終了後、雑誌に2本、番外編/ショートストーリーが掲載されているようです。
雑誌掲載の2本については、雑誌の電子書籍を入手することにより拝読できました。しかし、DVDの初回限定盤の付録の謹製ブックレットとして描き下ろしされた短編3本については、DVDを購入するしかなく、入手にあたってはハードルが高かったです。
しかし、コミックス未収録の番外編・ショートストーリーがあるのをご存じでしょうか。
私が調べたところによると、アニメDVD第1期に3本、それから、連載終了後、雑誌に2本、番外編/ショートストーリーが掲載されているようです。
雑誌掲載の2本については、雑誌の電子書籍を入手することにより拝読できました。しかし、DVDの初回限定盤の付録の謹製ブックレットとして描き下ろしされた短編3本については、DVDを購入するしかなく、入手にあたってはハードルが高かったです。
鈴木ジュリエッタ先生描き下ろし漫画付き謹製ブックレット
巴衛、瑞希、鞍馬の3人それぞれに焦点をあてたショートストーリーです。
- 「鞍馬、秘密を暴かれる」・・・16ページ。鞍馬は苦労人であるとわかりました。
- 「瑞希、奈々生の誕生日を祝う」・・・16ページ。いいお話しでしたー。瑞希が愛おしい。瑞希の可愛らしさもさることながら、瑞希目線で描かれた奈々生が良かった。こんな子がいたら好きにならずにはいられないよ。初期エピソードで白蛇つかめたのも納得。巴衛目線だと奈々生がアホの子になるからちょっとかわいそう・・・
- 「奈々生、巴衛に看病される」・・・16ページ。微糖です。
連載終了後の番外編
- 「ザ花とゆめ」2018年6月1日号(白泉社)・・・ショートストーリー。かつて悪逆の限りを尽くした悪羅王の生まれ変わり・綺羅々のエピソード。8ページ。(感想記事はこちら)
- 「ザ花とゆめ神」2020年3月1日号(白泉社)・・・表紙と巻頭カラーを飾る。巴衛の回想エピソード。20ページ。(感想記事はこちら)
「ザ花とゆめ神」2020年3月1日号(白泉社) |
2020年8月10日月曜日
進撃の巨人 131話「地鳴らし」の感想 Attack on Titan Chapter 131
本記事は、『進撃の巨人』(諫山創)第131話(別冊少年マガジン2020年9月号)の感想記事です。
※ ネタバレを含みますのでご注意ください。
※ 関連する感想記事 進撃の巨人 【第130話】「人類の夜明け」の感想
2020年8月5日水曜日
「執事・黒星は傅かない」第22話の感想
本記事は、「執事・黒星は傅かない」第22話の感想記事です。
掲載誌:「花とゆめ」2020年17号(2020年8月5日発売)
※ 作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
「執事・黒星は傅かない」とは
「執事・黒星は傅かない」は、音久無先生の作品です。音久無先生は、「花と悪魔」の作者です。
ジャンルとしては、主従物になるのかな。しかし、「神様はじめました」のツンデレ狐・巴衛とは違い、本作の黒星は、執事の黒星はお嬢に対する愛を隠しません。
むしろ変態レベル!
お嬢とのイチャイチャは、常に甘々、ラブラブで、みていて恥ずかしくなるくらい!
むしろ変態レベル!
お嬢とのイチャイチャは、常に甘々、ラブラブで、みていて恥ずかしくなるくらい!
仕事もできるし、イケメンで、言うことなしです。
現実には存在しないハイスペック執事です。いいなぁ。はぁ。
今回の感想
今回も甘々でした!
ようやく両想いを確認した二人。
本作中のツンデレキャラ・アラン君にもバレています。彼はどうでるか?
本作中のツンデレキャラ・アラン君にもバレています。彼はどうでるか?
そして、速攻でおじい様にバレます。
次号が楽しみです!
『コレットは死ぬことにした』第102話の感想
本記事は、『コレットは死ぬことにした』(幸村アルト作)第102話の感想です。
掲載誌:「花とゆめ」2020年17号(2020年8月5日発売)
※ 作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
今回の感想
最近は、コレットの薬師としての成長を感じさせるエピソードがじっくりと描写されています。
ハデス様とのラブラブ展開やギリシャ神話に関連するエピソードなども面白いですが、主人公コレット自身のキャリアアップのエピソードも本作品の醍醐味でしょう。
前回すっかりベレー先生と打ち解けたコレットは、ベレー先生から、故郷の村への道筋をつかむ情報をききました。
いよいよ、コレット自身の過去話しですね。
重苦しい展開になるような予感・・・。
旅人が病原菌をもってくる・・・なんだか現実にありそうな感じです。
現実の世界でも、コロナウイルス感染症の流行により、様々な問題が発生していますよね。
コレットの世界ではどのように伝染病に対処していくのでしょうか。
2020年8月4日火曜日
「神様はじめました」における「妖怪」と「人間」の対比
妖怪
人間の暮らす現実世界とは異なる、妖の世界を生きる者の総称。
長寿で、何百、何千年も生きる者もいるが、そのあいだ気持ちが揺れることがなく、決して忘れない。一つの想いに執着し、何百年も抱えて生きる。誰かを愛し求めることはリスクが高く、それ故に無闇に心を動かさない。誰も愛さず苔むす者も多い。
一途な性格の者が多く、心移りしやすい人間と恋をする事は博打に近いものがある。仮に運よく通じ合えたとしても、相手の人間が先に死んでしまった場合、長く生きる妖怪は、その後の永遠に近い時間を亡き者を思って苦しみ続けなければならなくなる。そのため、人間と妖怪の恋は禁忌とすら言われている。
※ ミカゲの言葉(第8巻第48話)による説明はいかのとおり。
人がいくつも恋を重ねられるのは心が移り変わってゆくからだ
人間の寿命は一つの執着に足を取られている暇はないほど短い
だが妖は違う
長い時間生きる彼らは気持ちの揺れがなく決して忘れない
一つの想いを何百年も抱えて生きる
だから彼らは無闇に心を動かさない
誰も愛さず苔生す者も多いだろう
誰かを愛し求めるということはそれだけ妖にとってリスクの高いことなんだ
人間
個体としての寿命は短いが、子孫を残し、命を繋いでいく存在。
寿命が短いため、一つの執着に囚われず、心が移り変わる。そのため、幾つも恋を重ねられる。
妖怪から見た人間
悪羅王の言葉を借りると、虫けら同然の最弱の存在。(第17巻)
人間からみた妖怪
500年前・・・村を焼き、人々に害をなす存在。雪路の言葉を借りると、「死ねばいい」
現代・・・存在が忘れられているらしい。
2020年8月3日月曜日
「神様はじめました」の雑感 深読みすると怖いはなし
神様はじめました番外編「こわい話」の感想という記事を書きましたが、実は、本当に怖いのは、本編そのものだと思う。
よく読むと、巴衛は外観ばかり気にして本質を視ていない(十二鳥居、年末闇市、錦編、過去編)ということが繰り返し描かれており(詳細は、別途考察)、奈々生の愛し方も、ある意味病んでおり、少女漫画のヒーローとしてどうなの、と思わないでもない。
でも、奈々生が満足しているなら良いのかな・・・そもそも妖怪だし・・・
一方、時廻り中に奈々生が巴衛に言った、「私は未来であなたの妻になるわ」という台詞も、とらえようによっては、巴衛に呪いというか、呪縛をかけてしまったよね。巴衛はそうと言われなければ待たなかったわけだから・・・
もちろん、奈々生の言葉に悪意はない。むしろ気持ちにこたえたいというピュアな想いから出た台詞なんだろうけど・・・
これも巴衛が気にしていないなら良いのかな・・・
さらに言ってしまえば、雪路が悪羅王に殺される遠因を作ったのは、奈々生なんだよね。奈々生が雪路のふりをしなければ悪羅王が雪路を執拗に狙うこともなかったわけなので。
タイムトラベル物もいろいろあるけれど、本作は時廻りした事実自体が元の歴史に組み込まれているパターンなんだよね。
奈々生が最後まで雪路の死の真相(巴衛のおもちゃを壊すのが大好きな悪羅王に殺されたということ。)を知らずに済んだ、というのは本当によく考えられた展開だと思う。もし奈々生が知ってしまったら悩んでしまいそうだ。逆に悩まず平然としていたら読者的に嫌だし・・・。
掲載誌も少女漫画誌で、ライトに描かれているんだけど、深読みすると結構ドロドロしていると思う。恋愛というよりは、執着とか偏愛っぽいところが・・・。
いずれにしても、巴衛も奈々生をお互いを深く想い合っているし、奈々生も雪路も深く繋がっているので、あまり深読みしないで楽しみたいと思う。
見た目重視のヤンデレヒーロー
よく読むと、巴衛は外観ばかり気にして本質を視ていない(十二鳥居、年末闇市、錦編、過去編)ということが繰り返し描かれており(詳細は、別途考察)、奈々生の愛し方も、ある意味病んでおり、少女漫画のヒーローとしてどうなの、と思わないでもない。
でも、奈々生が満足しているなら良いのかな・・・そもそも妖怪だし・・・
500年におよぶヒロインの呪いの言葉
一方、時廻り中に奈々生が巴衛に言った、「私は未来であなたの妻になるわ」という台詞も、とらえようによっては、巴衛に呪いというか、呪縛をかけてしまったよね。巴衛はそうと言われなければ待たなかったわけだから・・・
もちろん、奈々生の言葉に悪意はない。むしろ気持ちにこたえたいというピュアな想いから出た台詞なんだろうけど・・・
これも巴衛が気にしていないなら良いのかな・・・
雪路の死の遠因は・・・
さらに言ってしまえば、雪路が悪羅王に殺される遠因を作ったのは、奈々生なんだよね。奈々生が雪路のふりをしなければ悪羅王が雪路を執拗に狙うこともなかったわけなので。
タイムトラベル物もいろいろあるけれど、本作は時廻りした事実自体が元の歴史に組み込まれているパターンなんだよね。
奈々生が最後まで雪路の死の真相(巴衛のおもちゃを壊すのが大好きな悪羅王に殺されたということ。)を知らずに済んだ、というのは本当によく考えられた展開だと思う。もし奈々生が知ってしまったら悩んでしまいそうだ。逆に悩まず平然としていたら読者的に嫌だし・・・。
結論:深読みすると本編が一番怖い
掲載誌も少女漫画誌で、ライトに描かれているんだけど、深読みすると結構ドロドロしていると思う。恋愛というよりは、執着とか偏愛っぽいところが・・・。
いずれにしても、巴衛も奈々生をお互いを深く想い合っているし、奈々生も雪路も深く繋がっているので、あまり深読みしないで楽しみたいと思う。
2020年8月2日日曜日
神様はじめました番外編「こわい話」の感想(ザ花とゆめ(2020年3月1日号)掲載番外編の感想)
本記事は、『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊)を考察するものです。
※ 作品の登場人物や内容に言及があります。ネタバレを含みます。原作漫画を未読の方は本記事を読まないことをお勧めします。
※ 単なる個人による感想・考察です。
※ 画像は全て 『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ著、白泉社刊) より引用させていただき、個別に巻・話を表示しております。
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