本記事は、ヤングエース 2020年11月号(2020年10月2日発売)に掲載された、『ブスに花束を。』の感想です。
※ 作品の内容に関する感想を記載するという記事の特性上、ネタバレを含みますので、ご注意ください。今回の感想
今月号は久々の赤羽君登場回でした。
赤羽君というのは、駅名や位置関係からしても、主人公の過去に関わるキャラという意味でも、やはりおいしい立ち位置のキャラですし、このままフェードアウトはないと思っていたので、嬉しいです。
周囲を気遣いしすぎて疲れる男・赤羽君と
周囲に気兼ねなくても愛される男・上野君
が実に対照的に描かれていました。
そして田端さん本人が登場しません。
赤羽君のフルネーム判明。
赤羽慎弥(あかばねしんや)でした!
そして、上野君が田端さんのことを語る貴重な機会でした。
「俺の好きな子は大人しいんだけど喋ると楽しくてお花の世話が好きで笑った顔が可愛い子」
上野君、天然キャラだったのに、ちゃんと田端さんの良いところを押さえていますね。
そして、それをきいて田端さんの横顔を思い出す赤羽君。
第53話「成長痛」 |
(なんで俺田端のことだと思ったんだ)
赤羽君も上野君と同じ目線で田端さんを見ていたということでしょうか。
「俺だって許されたいし楽になりたいよ」
ああ、やっぱり彼は例の一言が、ずっと心に残っていて、苦しかったのですね。
また、ちょこっとだけ新橋くんが登場していました。またもやさーやを助ける新橋くん。もはや彼はイイ男になりつつありますね。さーやとの進展もあるかな?
次回はコミックス第9巻の収録予定話の最後となる回です。楽しみ・・・!
赤羽君の登場回のまとめ
ブスに花束を。39話「下心がないとは言えないけど真心です」の感想・・・赤羽君初登場。このときは名前は明かされず。